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132.犬を飼うきっかけと飼ってみて気づいたこと①

こんにちは。合同会社Emuの坂井 直貴です。

動物が好きな方、犬を飼っている方や飼ってみたいと思う方などに見て頂ければと思います♪

実家はずっと犬を飼っている家庭で、小学生の頃はシベリアンハスキーを実家で飼っており、ずっと犬と共に育ってきた環境で育てられました。

実際に飼っていたシベリアンハスキーの面倒は両親が見ていて、私はというとたまに気が向けば散歩に連れて行くぐらいでした。

当時は23歳で広告の制作会社にやっと就職をすることができた私はまだ1年目で一人暮らしをスタートしたばかり・・・

そして時期はかなり気温も低かった12月頃だったかと思います。

新しい環境と新しい暮らしをしていた私に旧友から唐突に「犬をもらってくれる人っていない?」と連絡が入りました。

その犬はオスの成犬で2歳で犬種はミニチュアダックスということでした。

私は地元の友人や職場の方に犬を飼えないのかと聞いてみたものの、犬を飼えることができる環境の友人がいなかったり、成犬ということで飼うなら子犬から飼いたいということでなかなか飼い主を見つけることができませんでした・・・

犬の話を持ってきた友人に飼い主が見つからなかければどうなるのかと聞いてみたところ、保健所に引き取ってもらうことになるということでした。

※ちなみに年間殺処分数は、犬7,687頭、猫30,757頭です(2018年度)

保健所に連れて行かれるということは高い確率で殺処分にされること知っていましたので、一度その犬に会わせてもらえないか?と友人にお願いをして、後日仕事が休みだった日曜日のお昼過ぎに対面することになりました。


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友人の知り合いが抱きかかえていた2歳のオスの成犬で犬種はミニチュアダックスに会って、そのミニチュアダックスは私に目でこう訴えかけてきました。

「大人しくお利口で、可愛いですよ。だから連れて帰ってほしいな。」と。。。

私の口は勝手に動いて、「僕が引き取ります!」と言ってしまいました(笑)

「あ〜。。。言ってしまった、、、」

ミニチュアダックスの名前は「パナくん」と名付けられていたので、名前を変えると混乱すると思い名前は変更しないでそのまま「パナ」と呼ぶことしました。

そんな突然の出会いから23歳の私は犬のfoodやリード、ゲージ等も何も用意をしていない状態から犬と暮らす生活が始まりました。

ちなみに保健所に行く理由は後から又聞きで聞いたのですが、女社長で元々メスのミニチュアダックスを飼っていたそうです。

一匹じゃ可哀想ということで女社会の彼氏さんが女社長にプレゼントをしたのが「パナ」だそうで、社長としての業務が多忙で2匹も飼う余裕はなく、元々飼っていたこともある愛着があるメスのミニチュアダックスはそのまま飼うことにして、「パナ」は手放すといった経緯があったそうです。

一人暮らしの家に戻って、まずその部屋のことを「パナホーム」と呼ぶことにしました。

そしてその足で近くにあったペットショップに足を運び、以下のモノを購入しました。

・ゲージ

・ドッグフード

・ジャーキー

・ペットシート

合計400,00円ぐらい掛かったと思います。

まだ一人暮らしの家電と家具を全て揃えていなかった私にとっては痛い出費でしたが、犬を飼うと決めたからには、お金のことは言ってられません。

そして犬を飼うに当たって、当時流行っていたmixiで犬のコミュニティに入り情報収集をしていると、こんな記事が出てきました。

犬の十戒


わたしの寿命は、10年。長ければ15年。
何があっても最後まで、あなたのそばにおいてもらえますか。
私を飼う前に、どうかそのことをよく考えてください。


あなたが私に望んでいることを、
ちゃんとわかるようになるまで少し時間をください。

私を信頼してください…それが何より嬉しいのです。

私のことをずっと叱り続けたり、罰として閉じ込めたりしないでください。
あなたには仕事の楽しみもあるし、友達もいるけど私には…あなたしかいないのです。

時には私に話しかけてください。
たとえ、あなたの話す言葉はわからなくても、
あなたの声を聞けば、私に何を言ってくれているのか、分かるのです。

私のことをいつもどんな風に扱っているか、考えてみてください。
あなたがしてくれたことを、私は決して忘れません。

私を叩く前に思い出して下さい。
私には、あなたの手の骨など簡単に噛み砕ける歯があるけれど、決してあなたをかまない様にしているということを。

言うことをきかないとか、手におえないとか、怠け者だと叱る前にそうさせてしまった原因が無かったか、思い起こしてください。
ちゃんとした食事をさせてもらっていたでしょうか?
太陽が照りつけている中に、長い間放っておかれたことはなかったでしょうか
老いた私の心臓が弱っているせいで、動けないのかもしれません。

私が年老いても、どうか世話をしてください。
私達はお互いに、同じように歳をとるのです。
10
最後のお別れの時には、どうか私のそばにいてください。
「つらくて見ていられない」とか「立ち会いたくない」とかそんなこと、言わないでほしい。
あなたがそばにいてくれるなら、私は、どんなことも安らかに受け入れます。
そして、どうか忘れないで。
私がいつまでもあなたを愛していることを。
以上が、犬の十戒の内容です。

全て読み終わった時には、目に涙が溜まっていました。

そしてこれから責任を持って、「パナ」を一生飼うぞ!と決めた瞬間です。

次回にパナとの新生活の記事に書いていきます。

つづく

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