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懐かしい方から連絡がきた
その人は分析をするのが好きだった人で
適切に会話を当時の自分に合わせて振る舞う
懐かしいと感じる所以降を知らないから仕方がない事だけど
過去がそのまま置き去りになっている断片を見ている気持ち
なんだか懐かしいような、全然知らない人みたいな
そうか、そうかと他人事みたいな気持ちで
自分を評する文字列が並ぶ画面を眺めていた
可及的速やかに私を作り変える必要もなく
最新の私はこうですよ、と誤解を解く気持ちも特になく
その時の私はその時のまま変わらずループしているんだと思うと
なんだかにっこりもした、ずっとその時の自分がくるくるしている
チープなレトロ玩具で自身が回転しながら同じ軌道で周り続ける
プラ板のキャラクターもの、そんなのあったような気がした
わざわざそれを崩して現在を擦り合わせる必要もないように思うから
どんどん説明が面倒になっている自分を見つめて、手を放す
過去のまま止まっているそれそのものは別に悪い事じゃないし
その時の感じにプレイバックもそんなに難しくない
ただ、所々演じなくちゃいけないと思う事が何とも言えなくて
やっぱりすんなり出来てしまう事が少し切ない
けどきっとそれはやめちゃうと
期待外れになっちゃうような気もして
数珠繋ぎに辿れると思っていた視点が
レイヤーに分かれて形成されてきてる風
テトリスみたいに物体が組みあがっていく筈なのに
下の方は液状化してるみたいな気持ち
たぶんそれは砂テトリスを見たからってだけだと思うんだけど
なんだかカタチを為して落ちてくる物体が着地したところで
ぐちゃって砂状になってるのは中々なインパクトがあった
また大切は絞られる
近場だと思ったその辺でさえも時間軸のズレを感じると
絞られた枠の外になってたみたい
大事にしてないとかじゃないんだけどな
エーペックスの生息域が狭まってくようなそんな感じがある
円心の中から出たものは中々そう入って来れるものでもなくて
でも一度円外を出てからも何かしらの手を使って戻るケースもあるか
発想外の事なんて沢山あるし、驚きはご褒美だから嬉しい
等速で走るのは難しい事だけど
交じり合えたらまたそこで更新したらいいね
みたいなファジーさとジャズな気持ちは
言葉を変えれると少し怖くもなった
こちらはこちらで常にあれこれ進化をしているの
でも進化の矛先は人それぞれ全然違うベクトルにあるものね
なんだかどんどん液状化されていく少し前の自分を見つめては
確かなものを確かな事だと伝えられる、
見て貰える今の間柄に改めて感謝もして
でもさ
こちら側が親しさを持って接する昔からの間柄に
最新の説明もされる事なく、自分が幸せな誤解をしたまま
肝心な所がズレた事に気付かない時がもうあったりする事
自分がそうしてるんだもの、あるんだろうね