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ash down

自分の底に溜まる汚泥を出すことにした
今迄は恥ずかしい塊
見せないで風化したらそれで良いもの
出すのは物凄く怖くて
自分そのものがゆらぎそうなもの
うけとめて貰えないのかもしれないもの

格好良いとする自分像よりも
こう思っている、という事を澱みなく伝えられる事
善し悪しの判断とかよりも
合間のフィルタなしに伝わっているかどうか
確かに同じ色彩感ジャストにはならない
でも、信じるって言うのは先ず自分をどれ位
無防備に出来るかな様な気がしてる
どれも凄く怖い博打、かすり傷が致命傷
自分が商売道具なのはどの仕事につく全員が一緒
ワクにハマるか、見出すかの選択だけがいつも

大人と呼ばれて随分経った
ある程度が形成されて1人歩いている
完成されたとされても差し支えないそれが次にするのは
ソレを守る事になるような気がしている
経験から、周りの評価から、掛けた時間から
そうあるべき自分が自分に口を出す
傷の治りは遅いんだぞ、なんてふうに

守破離はループする
離れたはずの基本が後になって追いかけて来るみたい
本当にそれでいいのか?お前はこうだっただろ
えっでも。みたいなモノには蓋
声が出ないまま脳裏に溜まる

直ぐにプレイバックしてくる経験則
「受け上手なのは自分を出さずに
場をコントロールが出来るから」
「後の先を取るのが上手になったのは
処世術が確実にバックグラウンドにあるから」

先の先はいつも不安が混じる
ベクトルがいつも正しい方向かは分からない
打ちこむ拳の先がミットなのかコンクリート分からない
自分が壊れるかもしれない時の担保がない
力の分散は安牌を
無意識のブレーキは不安は失敗の形が見えるからじゃなくて
轍のない道に入る事に似ている
生存本能として間違ってはいない
選ぶのは自由、いつも自由

保険の無い人生は怖い
だから備えを掛け、捨てて行く
人間関係でも応用している様に見える事が沢山ある
賢いしスマートだとも思う
それはそれで1つ、でも正論はいつも正解とは限らない

例えば替えの利かない人への保険は?
誰でも良くないとなると
心もちゃんと軋むし、何より願う強さが増していく
ただそこでヒリつくのは
割と生を感じる事が出来るという事は
それって割とすげえ事だと思うし
おもしれぇなと思う事ばかり

経験は宝とも言う、が
その宝の芯は瞬間瞬間だった事
それが積もって宝物になるね、と

大人になるってどんな事だったかね
自分を律して二の足で立てる事が大人だっけ

じゃあつまんねえなと思うのはなんだっけ

個人的には
リファレンスなんていらねーよ
なんてふうに変質した
致命傷になったら?
今生きてんだから死にはしないになった
いや死にそうにはなるんだけど、殺されはしない

FFの車みたいなグリップ型の賢い走りは望んで来なかった
FRみたいに多少ケツ振って走る方が性に合っている
ってなるとカーブで踏み込めないと事故っちゃう
怖いよね、カーブでアクセル踏みこむの
本当の馬力は自分にしか分かんない
あら楽しい

セミオーダーじゃなくて
フルオーダーで生み出す気持ちや所作は
何よりクリエイティブな事で
前衛過ぎると理解されず怖がられ
商業的過ぎると何番煎じかと問われる中

どうカタチ作りますか?
にこにこしちゃう

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