結婚式の裏側【誰かが幸せになる時、誰かが不幸になる】これから結婚式を挙げよう準備を始めた新郎新婦とこれから業界を目指す人々に見てもらいたい
始めまして。
pan87と申します。
私は結婚式業界に映像という側面から携わり、数千組の新郎新婦様、何十人というブライダルプランナーと関わってきました。
そこで経験した様々な人の幸せと、見聞きしてきた様々な悲しい出来事を包み隠さず私の視点から皆様にお伝えしていこうと思います。
その記事を読んでこれから結婚式を行おうと思う人、これから婚礼業界での従事を目指そうと思われる方の参考にして頂ければ幸いでございます。
まず、初めにお伝えしたい事。
それはブライダル業界は華やかで美しい物である反面、支える側も主役となるユーザー(新郎新婦様やゲストの皆様)にとっても必ずしも美しい物ではないという事です。
良くも悪くも、結婚式の形態がその一因だと考えています。
結婚式を1つ作り終えるまでに様々な登場人物(企業)が関わります。
・結婚式場(挙式、披露宴)
・協力企業(装花、写真、映像、ペーパー類)
・新郎新婦様
・ゲスト
ウエディングプランナーという職業は主に結婚式場(ホテルや結婚式専門式場)に在籍し、関連企業の商品を紹介していきます。
※最近は結婚式場に在籍せず、フリープランナーという職業もメジャーになってきています。
基本的なアイテムはほぼ関連企業が商品をお客様に提供し、ウエディングプランナーはその商品を新郎新婦様へ紹介する。という役目を担っています。
商品提供のフローは以下の通りです。
ご存知でしたでしょうか?
結婚式場オリジナル商品はほぼありません。
私の知る限り8割の結婚式場がこういった構造で商品を提供していて、ゲストにとって結婚式場の顔であるサービス(配膳スタッフ)ですら協力企業が執り行っています。
今後はこういった構造であるが故のメリットとデメリットをお話しし、新郎新婦様にとって式場選び、式場を決めた後の注意点などにお役立て頂ければと思います。
そもそも結婚式は今やマストイベントでは無くなりつつあり、
また、無婚、地味婚、家族婚、会食、1.5次会パーティ形式。と、様々な形に変わっています。
これから、出来るだけ多くの情報をお伝えし、後悔の無い結婚式を迎えて頂ければ幸いでございます。