空腹になるとき
日中、真夏と思うくらいの暑さが続いている。
あれ、もしかして、梅雨通り越して夏が来ちゃいました?と思うくらい。
でも、こうゆうことを毎年思っていても、やっぱり梅雨は忘れずに来るから、きっとこれは梅雨に入る前哨戦なんだと思う。
本当のこというと、つい一ヶ月前までは桜が咲いていて、肌寒い中春が来たのを感じていたから、もうちょっとだけ春の余韻に浸っていたいなぁと思うけれど、そうは行かないみたいだ。
夏になると、夏バテで大抵食が細くなってしまう。
冷たいもの。冷たいもの。冷たいもの…でも身体冷えるから白湯も飲んでのローテーションとなる。
熱いもの、重いものはちょっとご遠慮願いたくなってしまう。
そんな訳で食欲は季節と深い関係があると思っているのだけれど、個人的には空腹という状態は二種類あると思っている。
本当に「お腹が空いている時の空腹」と「心の空腹」。
前者は、ちょびっとでも美味しいものをお腹にいれれば満足するけれど、後者は食べても食べてもお腹が一杯にならないのでちょっと厄介。
後者になることが多いのは、暗闇のトンネルにいる状態のようなとき。
もがいているのに、抜け出せなくて、そんな時、食べると出ると言われる幸せホルモン「セロトニン」が全然でないのだ。
そんな時、食べると罪悪感がでてしまったりもするけれど、そんな時はもうしょうがない!と腹をくくって食べてみる。
でも、食べても美味しくないんですよ、こうゆうとき。そして、暗闇のトンネルにいる状態も全く変わりがないのよね。
トンネルを抜けた時は、いつももがいてもがいてもがいて一歩でも前進しているとき。
きっと、心の空腹の時ももがきつづけていたら、お腹がちゃんと空くんだろうなと思っている。
そんな土曜日。あぁ、かき氷食べたいな。