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夢見がちなあなたへ

合コンとは縁のない私だったけれど、1回だけ参加したことがあって、結局女の子と仲良くなって帰ってきたって話を男友達にしたら、男同士でもそうゆうことがあるらしい。
男同士で仲良くなって、結果仕事に繋がったりするから、ハズレの合コンなんてないんだと言っていた。
ふむふむ

女同士だと「今日誰狙い?」という合コンの定型文的会話が行われるそうだけど、男性もそうかと思って聞いてみたら「男は、今日誰とやれるかしか考えてねぇよ!お前はシンデレラか!」と呆れられてしまった。
シンデレラがどうゆう文脈で使われたのかはわからなかったけれど、確かに私は夢見がちかもしれない。

今まで目指していたところは、このインタビューに通じるところもあって、入り口が狭くて一生懸命入って最初とんでもなく嬉しいと思ったら、就職は学歴で切られてしまうシビアな世界だ。そして、入ってからがとんでもなく長い。

そんなどこの世界でもそうだけれど、ずっと走り続けていないと競争していないとどんどん落ちていくような状況の中、一度落ちてしまうとそっから這い上がるのはとっても大変なことに思える。
だから、大人になると失敗を恐れるようになる。そっから立ち上がることが大変なことを皆知っているからかもしれない。

ただ劣等感を抱えたまんま、それをモチベーションにして走りつづけるのはなんか違う気がした。
ガス欠になっちゃうよって思っていた。

だから、そうならない方法を考えてみたところ、ポン!とアイディアが湧いてきた。それはすっごく魅力的なアイディアのように思えて、考えていてワクワクした。

思わず、友達に「こんなことを考えたんだけど!」と一方的に興奮して話してしまった。

「それ、面白いかも!」と友達は言ってくれた。その友達は自分のやりたいことを既に実行に移している人だった。
きっと心の中で私は、「面白いから、一緒にやろうよ!」そんな言葉を一方的に期待していたのかもしれない。

「…で、それどこで収益とんの??」

「…。」

途端に言葉に詰まってしまう私がいた。
「アイディアなんて、誰でも思いつくんだよ。大事なのはそれをどう実行に移すかだよな。」

「経営なんてする度量ないし、マネタイズ苦手だし、アイディア売って、経営したい人がすればいいって思ってた。」

と、10分前の興奮がサーッと冷めていく私。

「いや、アイディアだけで、皆金だしてくれないだろう。」

私は、その一言で黙るしかなかった。

そうだよね。其のとおりだ。参りましたよ。

私は、夢見がちで現実の悲しい現状に目もくれず、その向こう側のことばっかり考えていたのだ。

でも、ちょっとだけ芽ばえたことそれを根本からぶちりと抜いてしまうのも違う気がする。
胸の中に留めておいて、きちんと水をやり育てておけば、夢という名の種は現実という実をいつか付けてくれるはずだ。

もうさ、この最後の文もいかに私が夢見がちかを物語ってるよね笑


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