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初めて単独ライブに行ってみた話

うっかりネタバレするのもなあ、とも思うので、ライブ内容よりは自分の気持ちとかを綴ってみた日記

去る8月5日に、サンミュージック所属の漫才師である三拍子の20周年記念単独ライブが開催された
私は京都から駆けつけたのだが、実は、生まれて初めての単独ライブ参加だった

私の単独ライブ初体験は、2020年4月のキュウ名古屋公演となる予定だった
しかし緊急事態宣言で中止になり、それ以来単独ライブに行く機会に恵まれなかった

キュウは東京で見るたびに大爆笑していたし、会場が当時名古屋に住んでいた私の自宅からチャリで行ける場所だったので、名古屋でキュウが見れるなら!と思い行こうと思った
ただ、時と場合によっては、単独ライブはやはり熱烈なファンの方に席を譲るべきかなとも思っていて…
三拍子が20周年単独ライブをやると聞いたときも、行ってみたいなーと考えつつも、記念ライブなのだから見に行きたいファンの方が多いだろうし当然その方々に譲るべきだと思っていた
私は三拍子をオンバト時代に見て笑っていただけで、その後10年以上見ていなかった人間なのだから

それがある日、大好きなランジャタイのラジオを聞いて考えが変わった
三拍子の単独ライブの席がまだ余っていて、宣伝をランジャタイに頼んだだと?!
元々国崎さんが芸人を志すきっかけになったコンビが三拍子だったこともあり、ラジオで二人はきちんとライブの宣伝をしていた

これはもう、ランジャタイファンは行ってもいいよね?

東京へ行く予定もあったので、有休とって予定を合わせてチケット取って、私は会場である有楽町よみうりホールへ向かった

東京に住んでいた頃は有楽町ビックカメラにもよく行っていたが、よみうりホールは初体験
未知の7階部分に足を踏み入れるのはワクワクした
ロビーに入ると三拍子のYouTubeで見たことのある芸人さんがいるし
周りのお客さんは年齢も性別もバラバラ、まさに老若男女が集って楽しそうに話している
やっぱりみんな古参のファンで知り合いなのかな、にわかですみません…
なんてことも思ってたぼっちの私だが、ファンの皆様はすごく親切で優しい
会場がとてもアットホームな雰囲気だった

ファンは推しの鏡という言葉があるが、三拍子は素敵なファンの方々に支えられているのだなと実感した
ちなみにウエラン井口氏は「ファンは推しを悲しませるな、その人を背負ってる自覚を持ち、責任を持って正しい行いをしろ」という考えを述べていたが、まさにその通り
私も心がけます…

蓋を開けてみればほぼ満席
ライブは最初から最後までずっとめちゃくちゃ面白かった
歌ネタ大好物の私は、童謡が違うメロディで歌われてしまうネタとミュージカルネタが特にお気に入り
もちろん新ネタなのか過去ネタなのかは私には分からない
でもそんなの関係ねえって感じでずっと面白かった

単独ライブの良いところかもしれないが、会場は当然三拍子が大好きなお客さんで埋め尽くされている
なので暖かい会場であり、笑いが絶えないので私も遠慮なく大笑いさせていただいた

お笑いライブでたまに、小さなボケでも私のツボに入ってしまうことがある
しかし周りのお客さんの迷惑になりそうで、そういう場合は笑いをこらえる
考え過ぎかもしれないが、芸人さんの意図しないところで一人の笑い声が響いてしまったらなんだか申し訳なくて…
それが、三拍子の単独ライブはそんなことが一切なかった
とにかく大小様々なボケで笑いを掻っ攫い、全部のボケで気持ちよく笑える、とても幸せな時間だった
(あとで話題になったツイートから知ったが、どうも下のビックカメラが我々の笑い声で揺れて地震と勘違いされていたそうだ
そのくらいウケまくっていた)

本当に行ってよかった
今までなんで彼らをもっと見てなかったんだろう
そしてなんでこんな面白い人たちがまだ売れてないんだ?!
と帰り道に怒りすら湧いて来た

…やばい、単独ライブって楽しい

そんな余韻とともに、久々の東京で美味しい酒を飲んだ夜だった

三拍子のお二人、素敵な時間を本当に本当にありがとう!!
高倉さんと久保さんのこれからの芸人人生に幸あれ!!

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