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社会人の社会人による社会人のためのDTM(を始める準備)


◆はじめに

noteに登録してからDTMに関することを書こう書こうと思いながら
ずっと放置していましたが年末年始の時間を利用してまとめようと思い書き始めました。
もう今年に入って12月ですよ。書き終えるのに1年経つなんて…

このnoteで伝えようとしている対象は主に社会人です。
・仕事から夜遅く帰ってきたけどちょっとだけでも
・育児や家事など終えて寝るまでの1〜2時間で
など少ない時間の中でDTMをしている方
始めたいと思ってる方を対象に
DTMの事や時短が可能なプラグインの紹介をしていきたいと思ってます。

が、DTMを始めようとしている初心者の方にも参考になれば幸いです。

こういった書き物はmixi以来のおじさんなので色々と文章的におかしな点が多々あるかとは思いますが、よろしくお願いします。

◆DTMを始めるための必要最低限なもの

と書きましたが必要なものは、DTMで作りたいジャンルによって変わって来ると思います。

■バンドもの

・パソコン
・DAW
・オーディオインターフェイス(ギターやベースを弾く方は必須)
 ※Spark、BOSSのKATANA等のオーディオインターフェイスとしても使えるハード型アンプシミュレーターでも可
 ※その場合、モニタースピーカーが使えない。
  モニタースピーカーを使うなら別途オーディオインターフェイスを準備する必要があります。
・モニタースピーカー、モニターヘッドフォン
 ※どちらか持っていた方がギターやベースの音作りがしやすくなります。
 ※曲を作った際の各楽器のバランス調整やミックスなどにも役立ちます。
・MIDIキーボード
 ※ピアノが弾ける方は持っていた方が良いですね。
  弾けない方は特に必要はありません。

■クラブミュージック

・パソコン
・DAW
・モニターヘッドフォン
 ※曲を作った際の各楽器のバランス調整やミックスなどにも役立ちます。
・MIDIキーボード
 ※ピアノが弾ける方は持っていた方が良いですね。
  弾けない方は特に必要はありません。

と最低限のものをピックアップしてみました。
ここから始めて少しずつ買い足していければ良いと思います。

◆パソコン

共通で必要なパソコンですが昨今色んなパソコンが流通しています。
大きな買い物ですので迷う方が多いと思います。

■MacかWinか

私がMacにした理由は
DTMを始めようとしていた約10年前、当時のAppleのDAW【Logic Pro 9】がオールインワンの1万7千円でダウンロード販売されたからでした。
(現行のAppleのDAWは【Logic Pro】で3万円です。)

引用させていただくと
Apple Logic Pro 9がMac App Storeで1万7,000円で販売開始まとめ

  • Apple Logic Pro 9がMacAppStoreで1万7,000円に。

  • ダウンロードするサイズは413MB

  • 初回起動時に2GB程度の「基本コンテンツ」がダウンロードされる。

  • パッケージ版のLogic StudioとLogic Expressは販売終了

  • 各種の音源類はメニューの「追加コンテンツをダウンロード」から選んでダウンロード出来る

  • Apple IDに紐付けされているライセンスなのでiPhoneアプリと同じく自分のMacであれば何台にでもインストールして同時に使用可能

当時としては画期的でMacを買えば最初からガレージバンド(Logicの下位DAW)が付属していたことも大きかったですね。
当時も他のDAWにて安いパッケージはありましたが、安いパッケージは機能制限もあったりしたため迷わずMacを買うことになりました。

Windowsでしか使えないプラグインもあるため
一概にMacが便利!とは言えませんが
最初からガレージバンドが入っているなど考慮すると私個人としては
Macをオススメしたいです。

いや、PCゲームやゲーム配信もしたいんだよねってなればWin一択ですね。

最近はボカロ、Voisona、SynthesizerVとMacでもWinでも使える物が増えているので嬉しい限りです。

■デスクかノートか

Macの話になり申し訳ありません…
私が使用しているパソコンは
Macbook Pro M1 MAX 16インチ 64GBメモリ 4TBストレージ
です。

ノートパソコンにした理由ですが仕事柄、出張もあるため宿泊先のホテルでもDTMが出来ればなとの考えでした。
今現在も特に問題や不具合もなく出張先や外出先でDTMが出来ています。
(ギターがないと作曲等が出来ない人間なので持ち運んでも簡単な作業しかできない…)

出張がなくとも自室やリビングなど家の中で環境を変えながらするなら
ノートパソコンを選択肢に入れても良いかもしれませんね。

バンド活動で同期演奏するためにスタジオにパソコンを持ち込みたい!
であればノートパソコン一択になると思います。

ただしノートパソコンは拡張性があまりないので注意が必要です。
(特に現行のMacは後々になってメモリを増やしたい・ストレージを増やしたいからハードディスクを交換したい!ができなかったと思います)

そしてMacbookの場合、ProかAirかという選択も出てきますが
Appleシリコンになった今、DTM用途のみであればどちらでもいける。
的な話をよく聞きます。
動画編集も視野に入れているならProが良いそうです。

移動もなく自室にてじっくりできる環境であればデスクトップ一択になりますね。
Winの場合はデスクトップの方がほぼな感じがします。

■パソコンのスペック

またまたMacの話で申し訳ありませんがMacならM1以降を買うようにしてください。
というのも今、intelを採用しておらずサポートが随時、終了してしまうと予想されているからです。

引用
Intel Macに対するmacOSサポート、早ければ2024年に終了する可能性

Winに関しては「Intel Core i5」以上を目安にしてみてください。
ただし、私がWinのスペックを追っていないためご自身で確認してください。

メモリとストレージに関してですが
私個人としてはメモリは16GB、ストレージはSSDの2TBをオススメしたいです。
以前のMacがメモリ16GBでしたがギターのアンププラグインやドラムソフト、ソフトシンセ等を使うと結構ギリギリな感じがあったため16GBが最低ラインかなと思います。

◆DAW

MacであればガレージバンドやLogic Pro Xが親和性が高くオススメです。
他は
・Ableton Live
 クラブミュージックを作られる方が使うイメージが強いです。
 PendulumやSkrillex、Deadmau5辺りはAbleton Liveだった気がします。
 (今は違うかも?)

・Cubase
 初音ミクやボーカロイドを作られている方が多いイメージですね。
 ボカロのプラグイン VOCALOIDがCubaseとの親和性が高いためですね。

・Studio One
 こちらも初音ミクやボーカロイドを使われている方が多い印象です。
 作られている物はバンド物が多い感じがしますね。

・FL Studio
 ハードコアテクノ(ガバ、ハッピーハードコア、ブレイクコア)
 を作られる方が多い印象です。

等がよく使われている感じですね。
Pro Toolsはサブスクになったとかどうとかで情報を追っかけてなくて
分かってません‥

Macがあればガレージバンドから始めてLogicに移行するのが良いかもですね。

◆オーディオインターフェイス

必ずしも必須の物ではありませんが歌ったり、楽器を弾いてレコーディングする方には必須です。

■入門機

最初はどれが良いのか分からないと思います。
2つ程ピックアップしてみました。

FOCUSRITE ( フォーカスライト )
Scarlett 2i2 (gen. 4) オーディオインターフェイス

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/328775/

STEINBERG ( スタインバーグ )
UR22C オーディオインターフェイス 32bit/192kHz

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/268678/

辺りがコスパの良い入門機だと思います。
この2つを選んだ理由ですが

・FOCUSRITE Scarlett 2i2 (gen. 4)
 海外で使われている方が多い印象ですね。
 選んだ理由は
 バンドものをする人にとっては嬉しい同梱が多い事です。
 なんといっても【Addictive Drums 2】が入っている事ですね。
 DAWにもドラム音源というのは最初から入っていますが作っている曲にドラムの音が合わないなど絶対にあります。
 そんなときに他のドラム音源があるというのは本当に素晴らしい程に良いことです。

・STEINBERG UR22C
 オーディオインターフェイスの定番中の定番
 定番ゆえに情報量も圧倒的に多く、何か不具合なり問題点が出てきた際に解決するスピードが早いことが一番のメリットです。
 DTMしてると結構、問題って出てくるんですよね…
 それが、すんごいストレスなんですよ…
 あまり使われていないものだったら海外情報しかない…
 問合せメールするにも英語にせんといかん…
 などが発生してせっかくDTMしたいのに他のことで時間が消費されてストレス過多で死んじゃいます…

個人的にはApogeeを使用していますので
APOGEE ( アポジー ) / BOOM USBオーディオインターフェイス

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/314763/

を推してみたいのですが同梱されている物が弱いので初心者というよりステップアップ機器になるのかなと思ったり。
他にもMOTUやPRESONUSがあったり、M-AUDIOがあったりと色々とあるので調べてみて一考するのもありですね。
同梱されているもの(シンセやピアノなどなど)で決めても良いかもしれません。

好みのメーカーや好きなアーティストが使っているからこのメーカーにしようでも良いと思います。
私もMuseのマシューが使っているからという理由でApogeeのSymphony Desktopを使っています 苦笑
(マシューが使っているのはSymphonyというとても高価な物)

ギターやベースだけじゃなく仮歌で良いから声も入れたいなー
ゆくゆくは配信も出来ればなーって方はマイクなどの一式もありますので調べてみてください。
※配信するにはループバック機能が必要だったりするので確認してください。

STEINBERG ( スタインバーグ )
UR22C Recording Pack デスクマイクアームセット

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/325326/

UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ )
VOLT 276 Studio Pack

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/298791/

■SparkやKATANA等のハード型アンプシミュレーター

ギターやベースを弾く方は
SparkやBOSSのKATANA等のオーディオインターフェイスとしても機能する
ハード型アンプシミュレーターをお持ちであれば、それらを活用しDAWにて録音することもできます。
ただ、それらにモニタースピーカーを接続する事は出来ないので
モニタースピーカーから音を出したい場合は別途オーディオインターフェイスが必要になりますね。

◆モニタースピーカー、モニターヘッドフォン

ミックス等しないのであれば必須というわけではありませんが
あった方がギターやベースの音作りなどしやすいので持っていたい物になります。

■モニタースピーカー

モニタースピーカーで有名どころはやはりYAMAHAのHS5になります。
YAMAHA ( ヤマハ ) / HS5 定番スタジオモニター ペア

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/184221/

いや、もうちょい価格を抑えたいとなればMACKIEなど安価な物もあるのでお財布と相談されてみてください。
MACKIE ( マッキー ) / CR3-X マルチメディアモニタースピーカー

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/282338/

新品じゃなくとも中古じゃダメなの?って方もいらっしゃると思います。
私個人としては中古でも全然問題ないと思います。
(中古のオーディオインターフェイスなどの機器類は同梱物が使えない
製品登録が必須の場合は解除してあるかどうか確認しないと使えない
などがあるため初心者の方にはオススメ出来ません。)

現に私もDTMを始めて少し経った頃に友人を介して
音楽の専門学校の先生よりGenelec 1029Aを格安で譲っていただいています。
今も現役で使っていますが全く問題はないです。

■モニターヘッドフォン

一番有名なのはSony MDR-CD900STですね。
ただこれは有名ゆえに賛否両論があります。
私自身も持ってはいますが聴こえ方が痛く感じるのでクローゼットの奥にて
埃をかぶっています 苦笑
SONY ( ソニー ) / MDR-CD900ST 密閉型スタジオモニターヘッドホン

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/71265/

AKGやaudio technica、Sennheiser等、色々とあるのでこちらもお財布と相談したり
楽器屋、電機屋さんにて聞き比べたりしてみてください。

ちなみに私の使っているヘッドフォンは
AKG ( アーカーゲー ) / K271MK2 密閉型モニターヘッドホン

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/124431/

になります。
2013年に購入した物で10年現役でバリバリです。
私はミックス、マスタリングは出来ないので
・ギターやベースの音の確認
・リファレンス用途
・曲を作った際の各音源のボリューム調整
・夜間作業の際、近所迷惑にならないように
等の目的で使用しています。

高級なヘッドフォンを試したことがないのであれですが
全体的によく聴こえるのでこれで満足しています。
レビューにもありますがリスニング用途としても良いですよ。

◆まとめ

本当はもっと違うことを書きたかったのですが…
こういうプラグインがあるよ!とかプリセットがどうちゃらとか…
気が付いたら初歩的な物になってしまいました。

ですが少しでもDTMを始める方にとって参考になれば幸いです。

次はドラム音源って?何があってどれが良いの?
とか
ギターのアンプシミュレーターはどれが良いの?
などのお話がしていきたいです。

また、宜しくお願い致します。

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