久しぶりにYシャツにアイロンをかけた
独身の時はクリーニングに出していたYシャツだけど、結婚してからいつの間にか自分でアイロンをかける事になっていた。
コロナ禍の間は、ほとんどYシャツを着る事が無かったが、そろそろ経済活動が再開するみたいなので、アイロンをかける事にした。
2ヵ月ぶりくらいだったと思う。
アイロンをかけながら思った事は、シワが伸びて気持ちいいな、という事ではなく、面倒くさい、そもそもなんでYシャツが必要?、2か月間は平服でも仕事ができてたのに。
なんて思いながら、何枚かが終わった頃に厚手のYシャツにアイロンをかけている事に気がついた。
アイロンをかける自分の服装は半袖Tシャツ。
いつの間にか季節は初夏で外は暑くなってきた。
改めて、しまっていた薄手のYシャツにアイロンをかける。
クリーニングに出したい。
外食が減って、財布に残っているお金でクリーニングに出したかったが、このお金はクラファンで使ったのだという事を思い出した。
申し込んだクラファンは5月末が締め切りだったと思うけど、結果は10倍の申込みがあり、大盛況だった。
クラウドファンティングでコロナ禍に初めて申込みしたのは、ある芸能プロダクション。8月にリベンジイベントが決定してた。
うまくコロナを越えられそうな人と、廃業を決めた人の事を考えてみた。
きっとニュースやSNSで得られる情報は情報を発信する事が出来る人の内容で、一芸に秀でた匠の腕を持った人達の声は気づけていない。
そして、気がつかずに諦めていく人が大勢いるのでは無いかと思うと悲しくなる。
多くの企業がコロナ対策で募金を行っているけど、芸能や娯楽の業界を目指して腕を磨いている人達にも、この募金が届くといいな。
と思っていたら、Yシャツのアイロンがけが終わった。
念のため、奥様にアイロンしたい服があるか聞いてみた。
「べつに無いよ」という回答だったので、アイロンをかけながらの考え事は、また今度になりそうだ。
経済活動が再開したら、仕事で忙殺されて考え事する余裕がなくなるかもしれないけど。
PALTEK TEAM.i NoW.young