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「GPSトラッカー」を作ってみた

続編案内

新型コロナウイルスの影響で、今までより忙しくなったトラック運転手が、運転する前に荷物の受け取りで2時間以上も駐車場に滞在している事があることを知った。

 決まったところに置いてあるコンテナを運転手が受け取る「置き配」なら、そんな時間はかかるはずがないと思った。
 普段スマホアプリや車のナビで位置情報を見れているのだから。。。

 「置き配」をするためには、決まった場所に置いてあることが重要だが、駐車場のどこに置いてあるかを調べる方法は自動化出来てないらしい。
 理由は、一般的なGPSの精度が10m以上だから駐車場サイズだと位置の特定する事が出来ないかららしい。

 某ドラマでトラクターの自動運転を見た時にはGPSの精度がcmレベルだったから、それを使えば出来ると思ったら、びっくりするほど高かった。
 もっと安くしないと、コンテナやシャーシに取り付けは出来そうにない。

中段見出し

まずは

GPSの種類は意外といろいろあって、日本のみちびきはQZSSと言い、センチメートル級がCLAS、1mくらいのがSLASというらしい。

 センチメートル級は1個を10万円以上した。QZSS対応のGPSモジュールを調べてみたら200~300円で売ってた。
 これがSLAS対応なのだと思って資料を読んでみたら、違った。
 ただ単に、準天頂衛星みちびきの測位サービスを利用して、一般的な10m以上の測位ができるだけだった。専門用語を知らないので、わかりにくい。

 みちびきの専用WEBがある事を知り、まとめ情報をみたらSLAS対応のGPSモジュールが載ってた。もっと早く知りたかった。。。
 WEBにはいろいろと情報が載ってて参考になった。けど、GPSトラッカーの情報はあまり無かった。

 WEBに掲載されていたSLAS対応モジュールメーカと連絡がとれて、値段をきいたら、3000円くらいだった。

これくらいだったら、使っても大丈夫かな。

次に

スマホと同じように「LTE」とか「3G」とかでクラウドにデータを送ろうと思ったのだけど、なんかいろいろ問題が分かった。

 一番の問題は電源。

通信モジュールにずっと電源供給が必要みたいで、バッテリーの充電が必要だった。
「置き配」=「荷物を置いておく」だと、充電することが面倒。
 
「電池で数年動く通信モジュール」とWEBで調べたら、「Bluetooth」と「LPWA」が出てきた。さすがに「Bluetooth」の通信距離は知ってたので、「LPWA」で調べてみる事にした。

LPWA=Low Power Wireless Access =低消費電力の無線通信

LPWAは消費電力が少ないけど、送信可能なデータ量が少なかった。
 作りたいのは「GPSトラッカー」で場所が分かればいいから、これは問題なし。
 データを送る先となる「基地局」or「Gateway」をどうするかは問題がのこる。

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少し話が戻るが、「LTE」なら日本全国に「基地局」がある。「Gateway」を使うなら「GPSトラッカー」と一緒に多くの「Gateway」の用意が必要だから大量のお金がかかる。
だから、最初は「LTE」を使おうと思った。

「LPWA」で全国に「基地局」が設置されてたら便利だなと思って調べたら、あった。
「SIGFOX」という通信網だ。

とりあえず、「精度の良いGPS」と「低消費電力の無線通信」が見つかったので、組み合わせて、電池で動く高精度?GPSトラッカーを作る事にした。

                    PALTEK TEAM.i  NoW.young

うごかしてみた

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#GPSトラッカー #みちびき #測位サービス #無線通信  



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