Vol.2(10/25) ラジオ上達講座~やっちゃいけないあれこれ
こちらは冴沢鐘己 公式メルマガを記事ごとにアップしたものです。
価格:¥550/月(税込)
毎週 火曜・金曜日(年末年始を除く) 発行予定
形式: PC・携帯向け/テキスト・HTML形式
購入リンク: https://fmgig.official.ec/items/23778242
ソロアーティストとして活動を始めて、最初のアルバム「9マイルは遠すぎる」をリリースしたのは1996年。右も左もわからないなりに手当たり次第にプロモーションに出かける中、つれないところも親切なところもあったけど、とりわけ幸運だったのは、KBS京都に飛び込んだ時に応対してくださったのが、ラジオプロデューサーのF氏だったことだと思う。
「今、自分が担当してるのがつボイノリオさんだから、いちど見学に来なさい」って、言ってくださったのね。ただし「曲が流せるかどうかはわからないよ」と釘をさすのも忘れず。
そんなわけで、僕の初めてのラジオ体験は「つボイノリオのハイヤング京都(第2期)」なわけです。いやあ、あれはすごかった。
生放送開始5分前に名古屋から到着したつボイさんは、届いたFAXに目を通しながらスタジオに入り、ほんのちょっとの段取り確認だけで、2時間の生放送を軽快かつ爆笑の渦の中で喋りきり、ただただ僕は圧倒されるばかり。
でも、あ、これこそライブ!って思ったのね。
スタジオの雰囲気もとても良くて、あ、これは紛れ込めるんじゃないかとピンときて、出番があろうとなかろうと勝手に毎週押しかけて(当時のKBS京都はセキュリティが超甘かったのです)、そのうち「音楽実技」のコーナーで審査員のポジションをいただきまして、毎週ツボいさんとからませていただけることになりまして、ほんとにいろいろ勉強させていただきました。
もし最初のラジオ体験がつボイさんではなく、例えばもっと台本がしっかりあって打ち合わせやリハーサルをやるような番組だったら(そんなのがあれば、だけど)、fm GIGのスタイルも変わってただろうし、もっと言えばfm GIGを立ち上げていないかもしれないよ。
そんなわけで、僕の語る「ラジオ論」は「つボイノリオのハイヤング京都」がベースにあると理解していただいた上で、今日の本題。
ラジオとはなんぞや。
主語が大きくなってきたので、僕の個人的な話をもう少し。
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