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日々よしなしごと~おひとり様?ソロ活?~

店が暇な時に時々(いつもかも・・・)アマゾンプライムでドラマを見ることがある。
最近とっても面白いと思ったドラマが、江口のりこ主演の「ソロ活女子のススメ」というドラマ。

江口のりこ演じるアラフォー独身の五月女恵が、一人で高級フレンチレストランでフルコースを食べるとか、テーマパークに行くとか、キャンプするとか、大抵は友人たちと行くようなところに、一人で出かけて楽しみむ・・・というドラマだ。そのシーズン2が始まり、おおお!とそれも見ては、にやにやとしつつ、私もここ行きたいな~とか、やってみたいなあとか、年甲斐もなくワクワクしている。

最近は、おひとり様じゃなくて、ソロなんとかが流行ってるみたい。ソロキャンプとかソロ焼肉とか? ソロ何とかは、おひとり様っていうよりなんとなく潔くてかっこいい感じがする・・・

以前にも、ひとり旅のすすめというのをnoteに書いたが、旅だけじゃなく、私は、食事も映画もアクティビティの参加も大抵ひとり。タイミングと興味さえ合えば、夫と出かけることもあるが、ひとりの時の方が断然多い。
休みが平日ということもあるし、誰かとどこかに行くとか何かをするとかを調整するのも面倒なこともあるが、基本的にはひとりでの行動が好きなのだと思う。

先日参加したキノコ狩りツアーは、一人で参加しても何人か他の参加者もいるので、現地ではひとりではないし、友人と一緒じゃないとなんだか恥ずかしい・・・というのは全くない。一応団体の中にいるので協調はしても、誰かと群れて行動するということもなく、飄々と一人でいる感じ。
とはいえ、話が合う方がいればいろいお話はするし、一緒に行動することもないではない。かっこよく言えば、融通無碍でいたいというか・・・

要するに、楽しく充実しているのであれば、ひとりでも友人や家族と一緒でもどちらでもいいと思う。

さて、件のドラマでは、最後の恵のソロ活は、東京の川でカヤックするというアクティビティだった。もちろん、カヤックの乗り方は何度か練習をしていて、初めてソロで乗るという設定。インストラクターが、あの卓球選手だった水谷隼なのには、ちょっと笑ったけど・・・
とても気持ちよさそうに恵は川をオールで漕いでいて、途中岸に寄って一休みをする。すぐそばの岸のベンチに女子中学生が一人いて、じっと恵を見ている。こういう年齢の子に見つめられて少々戸惑い気味の恵に、その子は近づいてきて

「楽しいですか?」

「楽しいよ」

「一人でも? 友達いないんですか?」

恵ちょっと考えて

「友達ってなんだろうね? 私は職場では同僚と普通に話すし、時にはご飯も行くけど・・・でも、そうじゃない時にひとりで自分のやりたいことするし、ひとりでも楽しいことっていっぱいあるよ。

「そうなんですか?! ひとりでも楽しいんですか?!」

恵うなづく・・・・

というシーンはとても印象的だった。

若い子たちにとっては、友達がたくさんいることが、ひょっとしたらステータスだったり、孤独じゃないということの証だったりすることもあるのかもしれない。だから、友達がいないことに、劣等感とか自分が人気のない人間なのかも、という恐怖のようなものがあるのかも。
ひとりで川を眺めてぼーっとしてても恥じることはないし、ひとりでいること、孤独であること自体にうしろめたさを感じる必要ない。孤独であることは、自分と向き合える時間でもあるし、むしろ一人でいることをちゃんと楽しめる人になることの方が、きっと豊かで強くなれる・・・・
この子が、恵の言葉に勇気をもらったのならいいなと思った。

とはいえ、私もいつかはソロ活なんてかっこいいものではなく、立派なおひとり様になるかもしれない。
ススメられなくても、ソロ活はきっと日常になるだろうから、それも楽しめるようになりたいものだよね。

ソロ活名人めざすぞ!


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