②クラスに一人はいる問題児
同じようなことはいくつもあります。
私は再婚家庭の、いわゆるステップマザー(継母)です。
ステップチャイルド(継子)の二人は
私と出会った時彼らは高校生でしたが
とても寛大に私を受け入れてくれました。
仲も良く、彼らの実父である夫が出張で家にいない日も
私と3人楽しく過ごしてくれました。
ですが
共に暮らす日々の中で、私にはとても受け入れられないようなことがあったり
彼らにとっても、受け入れられないことが積み重なり
ボタンを掛け違えるように、
あれよあれよと思い描いていた家族の形とは違うようになりました。
それでも、傍目には幸せそうだったと思いますけどね!
出来事のどれもが、ひとつひとつは大したことではないのです
彼らの名誉のためにも付け加えますが、
子どもたちはむしろ、途中から「母」となった私を積極的に受け入れてくれましたし
私は感謝しているくらいでした。
「だからこそ」悩む
「それでも」悩むんですよね。
でも
可愛いと思う反面、予想外の言動に理解できなかったり
だけど理解したいし仲良くしたい。
でも顔を見たら何かよからぬことを言ってしまいそう…!
あの言葉はどうなんだろう
これってどういう意味?
本当はどう思ってるんだろう?
これらは私の心に雪のように積り積もって
私を押しつぶしました。
押しつぶされて摺りつぶされて
パウダーになった頃、笑
そこで漸く気付きました。
これは全部、私自身の問題なんだということに!
自分を押しつぶしていたのも、私自身だったんです。
気付いたというより、
やっとそれを受け入れられたのかもしれません。
そこからはもう、「変わる」「変わりたい」の一心でした。
もがきました。
悩んでいても答えは見つからない。
解決しなきゃ。と思いました。
困っている女人を抱きかかえて川を渡った僧の話を知っていますか?
つづく