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ある日ダイアモンドアートが人生に見えた。という話

はじめまして。手のひらと太陽です。

みなさんダイアモンドアートってご存知ですか?
ざっくり説明すると、下絵の上に両面テープが貼り付けてあって、そこに2ミリぐらいのビーズをひたすら貼り付けて絵を完成させるっていうやつです。
昨年末、何故かYouTubeさんにダイアモンドアートの制作動画をおすすめされまして…気付いたら買ってやり始めていました。
(完成品の例はタイトル上のお写真です)

ペンの先にグルーと言われる粘土みたいなものをつけて、そこにビーズを貼り付け絵に置いていく。そうすると、ペンを離す時「ポチっ」っていう音がするわけです。一度に何粒も貼り付けられるペン先もあったりします。
始めはその音に惹かれてポチポチやっていたのですが、グルーをつけるのが面倒なのと、ビーズが歪んでしまう、というズボラと不器用が炸裂しまして、今はピンセットで一粒ずつビーズを置いていく…というやり方でやっています。

「一粒ずつ!?逆に面倒なんちゃうんかいっ」と思われた方、そこは大丈夫というか、むしろ私はそちらが好ましい。何故…(笑)
なんせ、何が起こったのか、急に始めたダイアモンドアートをひたすらやり続けているというわけです。

ダイアモンドアートは絵の上に両面テープが貼ってあるので、はじめは剥離紙なりセロファンが貼ってあります。
途方もない数のビーズを置いていくので、大抵はその日やる分の剥離紙だけカットしてポチポチやっていきます。
そのブロックだけをやっている時は正直何をやっているのか意味がわからんというか、こんな感じ↓

おまけに、やれ歪んだだの置き間違えたとかがあって。ブロックによっちゃぁ色の変更が少ない所もあれば変更が多くて「めちゃめちゃ面倒やんっ!」てなったり。時にはビーズを床にぶちまけて「ギャー!もうやらへん!」とかね(笑)

歪んだり置き間違えたビーズは直せるけど、一旦剥がして置き直さずに、横着して無理やりぐにゅってしてまうと、知らん間にまた歪んだ状態に戻ってたりする…。
とはいえ、近くで見ると失敗いうか粗が目立つけど、引いて全体を見たらそう悪くない。
一生終わらへんのとちゃうかと思っても、諦めんとポチポチやってたら絶対終わって、美しい絵が完成するところがええんです。

めちゃめちゃ長い前置き…終了です。

ある日、いつものようにポチポチビーズを置いていた時の事、なんや急に「…え!! これって人生ちゃう!?」
てなりまして(笑)
生きとったら、穏やかな時やらびっくりするぐらいエピソード多めな時もあったりして。その時は「ええ感じ〜」とか「もう無理!」やらいうて必死やし、何やいうたら「私の人生なんなんやろ…」とか思ったりして。私なんかしょっちゅうです。

ダイアモンドアートは絵柄もサイズも、使うビーズも◯やら□やったりノーマルやったりキラキラやったり、絵によって使う色の種類が違うかったりします。
ダイアモンドアートには"シークレット"っていう、何の絵か分からないチャレンジングなパターンもあるけど、何にせよどんな絵を仕上げるか、は自分で決める事ができます。
何となしやけど、生まれてくる前に、「今回の人生はこんな感じの絵にしよかしら?」的な事は決めて来てるんちゃうかなと思えてきて。

下絵があるので、ぼんやりの全体像は観えるけど、どこからやるか、どんなスピードでやるか、何を使うか等も自由。その時はしんどくて、「こんなん何の意味あんねんな!」って思って途中で手が止まる事があるとする。そこだけ見てたらガタガタにイラついたり、何やってんのか分からんかっても、引いたり角度変えて見てみたらそんな悪くないと思えたり、「せやった、絵を描いてるんやった!」て思い出すこともあるかもしれんし。どこから見るかによって見え方も変わる事ありますもんね。

何せポチポチやってたら、必ず完成するんです。それはそれは美しいもんが。
自分の選んだ絵を完成させる為に、みんなポチポチやってるんやと思ったら、人と比べる必要ある?と思って。だって、どの絵がいいとか悪いとかないし、どれもキレイやと思う。
何や『世界にひとつだけの花』みたいになってもうてるけど、いやほんまにそういう事ちゃうかなと思って。
私、別にポジティブ教とかではないです。なんならすぐ人生にやさぐれてまうやさぐれボッチなんですけどもね…(笑)
そんな中でも急に「…はっ!」てなる事があって、そんな時はとても幸せな気分になります。
それは君の中だけのはっ!やろ!?知らんがな!!」て自分で突っ込んでみたりもするんですけど、そんな突っ込みも楽しみながら、これから日々のポチポチから生まれた事を書いていきたいなぁと思っております。
どうぞよろしくおねがいします💫

これから登場するかもしれない我が家のワンコです

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