江戸川区よりお届け 柄をたのしむニット
東京都江戸川区。豊かな川が流れるにぎやかな街の一角に、とあるニット工場があります。
そのニット工場はホールガーメントという、縫い目のない製法で編み物を作っています。
通常の編み物ですと、袖や身頃をパーツごとに編み、くっつけて仕立てますが、ホールガーメントは始めから終わりまで編み続いているのが特徴です。
そのため、『無縫製ニット』と表現されます。
こちらが今回ご紹介のニット、
『木春菊』のお花を、幾何学柄に描きました。
服のかたちに合わせ図案をデザインした、ニットでこそ活きる表現です。
2色の糸をつかった、奥行きのある色合いと、陰影によりさりげなく柄がたのしめます。
それでは、ニットができるまでをご紹介。
データの設計からはじまります。
データが編み機と連動していて、指令が送られます。
大きなプリンターのような機械で、中の針が忙しそうに左右に往復しています。
工場は24時間稼働することもあり、職人さんが交代で糸を繋いだり機械の様子をみています。
一枚を作るのに約一時間以上、じわりじわりとニットが編み上がり、姿をあらわします。
綿がメインなので、今の時期にちょうどよい着心地。
季節が進めば、インナーに着るのもおすすめです。
木春菊柄プルオーバー
オンラインストアはこちらからどうぞ
*ホールガーメントは株式会社島精機製作所の登録商標です。
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