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フリーランスクリエイターが地方(田舎)に住むことの利点や難点は?
※今回の記事は2020年11月25日・26日に配信したメールマガジンの内容を、一部加筆修正して掲載したものです。
おそらく色々な場所に住む方が
この記事をお読みだと思うのですが、
地方と都会住まいの違いって
何だと思いますか?
メルマガ読者さんから、
このような質問をいただきました。
▼
「ともえさんが感じる
地方に住んでいることの
利点や難点を聞きたいです。」
わたしは通称「陸の孤島」
あるいは
「どこからも遠い町」と言われる
島根県に生まれたのですが、
もともと住んでいた松江市
(まあまあ中都市)から
現在は仁多郡奥出雲町という
めちゃくちゃ山奥に引っ越しています。
(筆者注:2023年5月現在は
奥出雲より30分ほど松江に近い
雲南市に引っ越しています)
◎松江市
→チェーン飲食店とイオンがあるレベル
◎仁多郡奥出雲町
→町内にコンビニが2件しかないレベル
※チェーン飲食店は存在しない
※町のサイズは松江市の約3分の2(広い)
で、なんとなくご想像ください。
◆フリーランスクリエイターが地方(田舎)に住む難点
わたしが島根住まいが
長いせいかもしれませんが、
(ごく短期間、大阪・東京・青森で
生活したことはあります……)
実は地方住みの難点はあまり
感じておりません。
「県外に出るときに不便だなー」
「都会でよくやってるイベントとか
交流会に参加しづらいなー」
くらいでしょうか。
新幹線通ってないので、
余計に県外へ行きにくいですね。
東京くらいなら飛行機で
ビューンなのでいいのですが。
(新潟行くとき苦労しました)
あ、あと巨大物流店舗が
ほぼ存在しないのも不便です。
わたしは東急ハンズと世界堂が
好きなのですが、
島根県内に存在しません。
しかしながら欲しいものは
通販すればいいので、
あんまり猛烈に困ってはいません。
これって住んでいる所だけでなく、
「対人間」でもそうなんですけど、
人っていったん
「もう嫌だ!」と思ったら、
悪いところしか見えなくなる
ものなんですよ。
つまり、
「こんな田舎に住みたくねえ!」
と思ったら
田舎の悪いところしか
見えなくなるし、
「こんな夫ともう一緒にいられない!」
と思ったら
夫の悪いところしか
見えなくなるのです。
島根県も、夫も、
何ひとつ前と変わっていなくても。
すべては自分の「見方」しだい、
ということですねー。
◆フリーランスクリエイターが地方(田舎)に住む利点
さて改めてわたしが住んでいる
島根県仁多郡奥出雲町の
地方(田舎)レベルを確認しましょう。
※島根県が全部こんな
感じではありません。
【奥出雲町】
近くにコンビニは1件しかない。
徒歩で行くと1時間以上かかる距離にある。
周囲は山と田んぼだらけ。
(筆者注:何度も言いますが2023年5月現在は
雲南市という所へ引っ越しています。
が、雲南市も山間部なのは変わりません。
近所のコンビニの数は前より増えましたが)
そういう中で住んでいる利点ですが、
◎気晴らしに自然の中を散歩したり、
人がいない神社でのんびりできる
◎運動量が増えたので
スタミナがついた
◎参加したくない集まりには
「家が遠いので」を理由に
参加しなくてよい
◎近所づきあいをしなくていい
◎米を買わなくていい
くらいですかね……。
といってもこれはあくまで
「わたしの感じる」なので、
みんながみんな田舎に住んだら
こうなる訳ではありません。
田舎の人はほとんど
車に乗っているので、
(ていうか車がないと生きられない)
徒歩移動とか運動しない人が多いですし。
田舎ほど近所づきあいが
濃くなるものなので、
わたしの
「近所づきあいをしなくていい」
も特殊な例です。
米を買わなくていいのも、
同棲しているパートナーの
実家で米作ってるからだし……笑
(分けてもらえるのです)
けっきょく「住めば都」というか、
都会に利点を見いだすのも
田舎に利点を見いだすのも
自分しだいなんですよねー。
わたしは「どこに住んでいても
大体なんとなく生きられる」
という性格なので
なんとかなってますが、
どう頑張っても都会が合わない人、
どう頑張っても田舎が合わない人、
なんなら
どう頑張っても日本が合わない人も
いるはずです。
おいそれと「引っ越せばいい」
とは申しませんが、
・今住んでいる場所が
どうしても合わない自分
・都会に行きたいのに、
どうしても田舎から
離れられない自分
などを責めたり、
「間違ってる」とか
思わないでほしいですね。
ではごきげんよう、さようなら。
◎アイキャッチ写真について
撮影:いしとびさおり(Tsubaki_Rokka)さん
→a modo mio.
(いしとびさんホームページ)
→Twitter@koto000
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