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ぱれっと通信#31
さて、1991年11月9日の会報は
『マリアンヌの夢』
キャサリン・ストー 作
マージョリ=アン・ウォッツ 絵
猪熊葉子 訳
岩波書店
を課題本としてとりあげています。
私は読んだ記憶が無いなー。
少々、ホラーの要素もある小説のようです。
Wさんの感想では、絵に描いたものが夢の中で起こり「夢が一人歩きして苦痛や困難を強いる」ものになっていくというのは…怖いですね~。
Hさんも
現実=虚 夢=実 になってしまうのは`死`を予兆しているのではないかと思わずにはいられないようです。「感想を書きたくない」と言いつつこの文章。深い洞察に驚かされます。
病床のマリアンヌが夢のなかでは別のものと闘っている…。
ちょっと気になるお話で、また読みたい本が増えてしまいました。
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