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ぱれっと通信#9

1989年11月15日のぱれっと通信は、スッキリした紙面ですね。
Kさん、科学絵本は少し苦手だったようですが、福音館書店『かがくの友』(月刊誌)を読むようになって「すっかり変わってしまった」そう。
「科学って身近にいくらでもあるものだな」というように、福音館書店の科学の絵本は子どもたちに身近なものを取り上げているようです。

『きゅうきゅうばこ』やまだまこと文 やぎゅうげんいちろう絵 (初版1987年)
『おなら』長新太 さく (初版1983年)
『みんなうんち』 五味太郎 作 (初版1981年)
などなど、現在でも手に入る本なので息が長いですね~。
『きゅうきゅうばこ』は2017年に改定されています。傷の処置の仕方などこの時代とは少し変わってきていますから、刊行30年にあたりリニューアルされたそうです。ちゃんと科学してる!!

ちなみに福音館書店は
『ちいさなかがくのとも』3~5歳向け
『かがくのとも』5~6歳向け
『たくさんのふしぎ』小学3年生から

というふうにシリーズを設定しています。
でも、大人にとっても面白い科学絵本。

通信の中で次の文を引用しています。
「優れた科学絵本は、絵本が本来持つ機能を発揮して、母親や保母の言葉かけでは及びもつかない集中力と衝迫力をもっているのだ」
  『子どもたちと絵本』 長谷川摂子著 福音館書店

改めて科学絵本を手に取ってみようっと♪

一番下の感想がKさんです

#ぱれっと通信


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