
ぱれっと通信#58
1994年5月21日の会報は、『岩瀬成子(いわせじょうこ)』さんを特集しています。1977年に作家デビューしてから現在まで、実にたくさんの児童書や絵本を創作されている方のようです。
作品一覧を見ていたら、私も1、2冊は読んだことがあるかも。
「周囲の人々との関係に揺れて自分を探る子どもの姿を描くのを得意としている。」とWikipediaには紹介されています。
左ページAさんの感想を読んでいると、大人になりきれない大人を親に持った子どものしんどさみたいなものが伝わってきます。
現在のYA作品でも往々にしてそういった設定が見られることがあります。
そういう親の元では、子どもは子どもらしく生きられない。「もうちょっとだけ子どもでいよう」、いてほしいなと思います。
