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ぱれっと通信#13

1990年3月1日の会報は児童文学作家のフィリパ・ピアスを取り上げています。
中でも『まぼろしの小さい犬』岩波書店 が課題本だったようです。

私は『トムは真夜中の庭で』高杉一郎訳 岩波書店 が何度読んでも好きな本なのですが、この本は読んだことがなかったです。単行本の表紙にうつろな(?)目の少年が描かれていて、なんだか不穏な印象…。
子ども時代だったら手に取らなかったかも💦

でも、犬を飼いたい!犬、いたら良いなぁ~という妄想からまぼろしの犬を飼う気持ちはすっごくわかる!!
子ども時代、そんな妄想しませんでした?
本当は大金持ちの家の子どもで・・・とか
お兄ちゃんがいたらなんでも買ってくれて…とか
あしながおじさん的な、小公女セーラ的な、なんだか妄想しまくってたのでベンの気持ちがよくわかります。あ、読んでないんですけどね(^0^;)

Mさんの感想に、結末が「この部分だけスポットライトをあびているように思えます」とあります。ああ、読みたい!幸せな気持ちになれそうな本だということがわかります。

ぱれっとでいろいろな本に出会えるという幸せ。
会報を作ってくださっててありがとう、という気持ちでいっぱいです♡

大人になっても児童文学は良い!

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