ぱれっと通信#7
1989年8月21日のぱれっと通信は、ピーター・パンを取り上げています。
おや?8月は例会をお休みするのが伝統なのでは…?と思われた方。
例会は6月17日にあって、通信の発行が8月ということのようです。
そしてこの号、イラストや本文のコピーが多く、さらに引用元不明のものもあり、さすがにネット上でそれを公開するのはいろいろと問題になりそうなので、削除させていただきました。
かなり白い紙面で申し訳ないです🙇
本題。
なんと『ピーター・パン』を比較参照している!
かなり高度な読み比べをされてたんですね。
福音館書店、朝日ソノラマ、岩波少年文庫、ディズニー版、新潮文庫、講談社文庫と6冊を比較しています。同じ物語がたくさんの出版社から発行されているというのは興味深い。
ですが、少しとっつきにくさを感じていた模様。
「今の子どもはアニメでしか見ないかもしれない」や
「子どものためには抄訳本があった方が良いのではなかろうか」
という感想が寄せられています。
また、アニメで見た印象と本で読んだ印象が違うことに言及されている方もいます。皆さんの感想を読んでいると、私の中のピーター・パンのイメージもちょっと違うのかな?と気になり始めました。これは読んでみるしかなさそうですね。