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指示受けメモを自作してみよう!〜試作編〜

障害の有無に関わらず、同じお悩みを持つ人のヒントになればと思い試行錯誤の様をnoteにまとめてみました。
初めての投稿のため、適宜修正するかと思いますが、何卒ご容赦ください。


経緯

筆者は約10年の社会人歴があるのですが、いつまで経っても仕事での指示受けが下手なために、周囲に迷惑をかけ続けており困っています。

「自分が分かっていないポイントが分からない」こともあり、

  • 筆者は勘違いしたまま仕事を進めてしまう。

  • 指導役は筆者から質問が無かったので、安心して仕事を任せられる。

結果、成果物を提出する段で取り返しがつかないことに…という場面が多々ありました。


発達障害の診断が降りてからは、自己理解を深める機会に恵まれました。

その中で得た対策は次の通りです。

  • 勘違いの余地を無くすために、5W3H*の形式で指示受けメモを取る。

  • 指示受けの際に不明点が浮かばなかったとしても、最低限「ミスが起こりがちなところはどこですか?」と質問する。

*5W3H … What / Who, Whom / When / Why /
Where / How / How much / How many


日頃のタスク管理はスケジューラーに頼り切りですが、仕事を覚えることに関しては、どうも私には紙ベースが合っているようでした。

次に就く仕事ではプリンターが無いため、上記点をテンプレート化したスタンプを作ることにしました。

構想

初稿

業務完了後すぐに捨てるのではなく、保管して日報のように記録し、将来的に業務内容を見返すことが出来れば良いと考えました。
そのためには前述の対策に加え、日付欄もあれば使い勝手が良さそうです。

to doリストも兼ねたいので、目に付く場所に貼って、業務完了後にノートに貼り替えられる付箋が理想。
また、正方形の付箋が視覚的に大好物です。

いざ購入!

電話対応メモの浸透印を愛用した経験があり、同様の商品を探しましたが意外にも見つけられませんでした…。

ならばいっそのことオーダースタンプを作ってみよう!と意気込んで注文ページでデータを作成しました。
しかし、その最中に「自分のことだから早々に項目を加筆修正したくなるのではないか…?」と急に怪しく思えてきました。

今後の職業人生における必要経費としてオーダーする気満々だったのですが、恥ずかしながら筆者には易々と買い換えられる価格ではないことに気付きます。

お知恵を借りて

日頃よりお世話になっているSNSのMisskeyにて、お知恵をお借りすることにしました。

ここまでの条件を基に、いただいたアドバイスをダイジェストでご紹介します。

  • スタンプキットで組んでみる。

  • 具体的な商品を見つけていただいた。

  • 付箋を扱っている印刷所にお願いしてみる。

視野の大変狭い筆者にとって、一気に世界が広がった瞬間でした。

また、「お手伝い出来ることがあれば!」、「あったら良いな〜!」といったお声も頂戴し、丁寧に段取りして実現させたいと背中を押していただきました。

いずれも上手く書き切れず大変恐縮ですが、改めて心よりお礼申し上げます。

試作してみよう

さて、ずぼらな筆者にとっては「印刷所にオーダー」が1番手取り早い方法なのですが、最低部数を考えるとやはり「項目修正」の可能性が懐事情と相まって懸念事項となります…。

また、実のところ、5W3Hという書き方では咄嗟に判断出来なさそうなので、日本語のみに変えてしまおうと思います。


一旦「手軽な試作フェーズを踏む」ことにしたので、今回は100均のお名前スタンプを使ってみることにしました。

お名前スタンプ ひらがな 大 (100円ショップ 100円均一 100均一 100均)

お名前スタンプ用 連結ホルダー 大 8本入 (100円ショップ 100円均一 100均一 100均)

※本ノートはお寄せいただいたアイデアの結集ですので、あくまで参考として商品ページのリンクを貼り付けております。
(アフィリエイトリンクになってしまっていたら、ご指摘いただけますと幸いです…!)

準備

見切り発車で失敗しがちなので、まずは下書きをします。
一文字ずつカウントし、ゴム部分の商品画像を注視しながら合計何枚必要か計算しました。

また筆者の書く字はとても大きく、項目と項目の間にスペースを設けたいので、行間に使用する空ホルダー数もカウントします。

既に付箋のサイズを超えることが判明

購入前におよそのサイズを計算してみましたが、理想の正方形付箋のサイズは軽々と超えてしまいました。
試作ですので、「やっぱり好みの付箋サイズが良かったかも〜!」も後の改良のうちとします。

使ったモノと作り方

  1. 100均のお名前スタンプと連結ホルダー

  2. ハサミ

  3. マスキングテープ


ゴムは柔らかく、ハサミで切ることが出来ました。
ただし「に」「ほ」のような構えの文字は、一画目にハサミが当たると落ちる可能性があるので、文字と文字の溝を十分に狙ってカットしてください。

ゴムをホルダーに埋め込むことも、然程難しくないです。
カットしたゴムは思ったより小さいので、小さなお子さんやペットと暮らしている人は取り扱いに注意してください。

マスキングテープについては、連結した行毎と全体とを固定するために使用しました。
筆者の見込みが大変甘かったのですが、行間のホルダー数が少なかったため、マスキングテープでぐるぐる巻きにしてもなお、不安定さが否めません。

このぐらいホルダーに余裕があれば良かったかな…?

そもそもこちらはお名前スタンプですから、今回のような文字数での連結は用途外に違いなく、商品に非がないことは明らかです。

現時点での気付き

文字を組みながら、「そういえば『最低限の質問』が抜けてない??どうにかテンプレートに組み込まねば…!」と思い、「ちゅうい」を追加しました。

12,13行目追加

見事にホルダーを使い切ったため、補強に回せる余力が無くなりました。

ちょうど役目を終えたマステ芯に補強を任せてみます

当初よりかなりボリューミーになったため、手元のスタンプパッドでは机を汚しそうな気配があります。

恐るおそる初押し。
こんなに下手な押印があるでしょうか…。

でもまぁ味があるから良いか〜


以上が現状となります。
お読みいただきありがとうございました!

しばらく使ってみて、また感想をお伝えできればと思います。

職種によるところも大きいかとは思いますが、「こういう項目をよく使ってるよ〜」と言ったヒントがございましたら、ぜひコメントお願いいたします!

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