剣豪、フリーランス武士「宮本武蔵」が後世に伝えたかった生きざま  ⑬

  地の巻、詳細を読み解く

       「馬は耐久性が強く、頑丈なのがよい」

武蔵は

武芸に使うさまざまな

武器、道具などの

些細なことにとらわれて 

本来の目的を見失うことを

いましめている。                 

仕事に使う道具は

それぞれの特徴をよく見きわめて

その時々で使い分けるようにする。

ちかごろの道具は見てくれ(形、色、デザイン)

などにばかり流される傾向にあり

そのような道具はいざというとき

役に立たないと。 

車を使って仕事をするのであれば

色やデザイン、ブランドよりも

耐久性が強く、頑丈で、くせのない車が

よいのである。

どんなにカッコイイ車であっても

いざという時、大事な時に

故障したり止まったり、事故、トラブルを

起こすような車では

使いものにならないからだ。

武蔵はまた

仕事の道具をはじめとして

さまざまな道具を

偏愛してはならぬと言っている。

必要以上に持ちすぎるのは

不足することと同じことで   

役に立たぬと。 

                                            人が使っているからといってマネをせず

自分に合った使いやすいもので

なければならない。

特定の道具を好き嫌いするのはよくないこと。             (道具にこだわるな)

家電製品や仕事に使う機械や道具は

最近ではいろんな機能(付加価値)を

付けて売っている場合が多いのですが

やはりその機械や道具の基本的な 機能

(車だってら故障なく、よく走り。エアコンだったら故障なく、よく冷え、よく温める。PCだったらトラブルなく確実にタスクを実行できる、など)

が、しっかりしていることを一番に

多くの機能があまり付いていないものを

選ぶのが一番ですね。

ネット上には

さまざまな商品のレビュー動画や

ランキング、書き込みなどが

アップされています。

これらを参考にし、自分で見て触って

よく吟味し、自分に合ったものを

購入するのがよいでしょう。

基本機能はまだ使えても、付加価値機能がこわれて修理に出す、買い替える、、、なんてことになったら

本末転倒・・・ですよね。


               参考、引用「五輪書」神子侃訳 徳間書店

#フリーランス #耐久性 #頑丈 #付加価値