剣豪、フリーランス武士「宮本武蔵」が後世に伝えたかった生きざま ㉑
水の巻、詳細を読み解く
「人の信用を得たければ
太刀(自分のスキル)を常にみがけ」
まず、何よりも
相手の信用を得るのだという
強い気持ちで自分のスキルを使うのである。
(スキル=知識、技能、能力、話術 etc・・・)
使い方をまちがえれば
信用をなくすことになるから
注意すること。
自分のスキルを
固定してしまってはならない。
”固定” は ”死” であり
”固定させぬこと” が ”生” である。
これを十分に心得るように。
仕事は変化し、発展することによって
価値が生まれる。
国家も企業も個人事業も
進歩をとめたとき
それは死滅を意味する。
「流れる水はくさらない」
人生を生き抜くためのスキルは
あらゆる発展と進化に応じるように
準備されなければならない。
仕事や人生において
活用するスキルは
知識や技能や能力、話術にいたるまで
人生を生き抜くための武器である。
しかし、このスキルも
時間や時代とともに変わっていくから
固定してはいけない。
「昨日までの常識が
今日は通用しない」
ということもあるから
ひごろから情報を集めて
常に発展、進歩を
こころみなければならない。
参考、引用「五輪書」神子侃訳 徳間書店