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一番に春を感じるのはやっぱりクリスマスローズ。

ひどく積もっていた雪がやっと解けたので、さっそく心配事を確認しに庭へ出てみた。

心配事っていうのはクリスマスローズの鉢。
いくつかある鉢のうち、一つだけが例年より早く花芽を付け始めてたから。

もしかしてずんずんと降り積もる雪の中、寒さに耐えられないかも。いや、でもクリスマスローズは強いはず!きっと雪の中でも元気に育ってくれてるよね?いやいや、そうは言ってもこの大雪じゃかなりぺしゃんこになってるかも・・・。

ドカ雪が降り続けた数日間、心の中でこんな一人おしゃべりを続けてたわけです。


そしていざ、鉢の様子を確認してみると・・・

あーよかった!!とても元気に育ってる!


よかったよかった!
ぷっくり愛らしい姿がほんとに癒しだな。

ここは冬が厳しい地方。
毎年このころは、鉛色の空を見ながら「もう雪、いやだな。早く冬が終わらないかな。」と首が長ーくなっているわたし。

そこへ、春色の花芽をどんどん膨らませながら「大丈夫、春が近づいてるよ。もう少しの辛抱だよ!」と教えてくれるクリスマスローズ。

この希望の光があるからこそ、数か月残っている冬を、希望に満たされながらワクワクと乗り切っていけてる。冬季うつ症状が重症化せずにすんでいるのも、きっとこのおかげかも。

今日は立春。他の鉢も少しずつ花芽が育っているから、たくさん咲いてくれる華やかな姿を想像しながら、春の訪れを楽しもう。

おわり。

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