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映画の感想(リバー、流れないでよ)

いつものごとくAmazonプライムビデオで鑑賞した作品の感想を残しておくコーナー。

今回は『リバー、流れないでよ』について。

基本的にホラー映画しか見ないが、最近はレビューの高い作品は色々試すようになった。(ホラー限定で高評価作品を探すのはなかなか難しいため)

ネタバレを含みますので、苦手な方は以下ご注意ください。


貴船にある老舗旅館周辺で起きたタイムリープならぬタイムループ事件。

何てことなく過ぎ行く平和な午後の時間、のはずだったが、突如として同じ2分間が何度も繰り返され始める。
時間を前に進めるべく奮闘する旅館従業員と客の姿を描いたドタバタコメディ…で合ってるのかな?

時間のループ発覚当初の従業員たちのスピード感ある掛け合いが「お芝居」を感じられて良い。
もちろん映画作品として楽しめるが、舞台用にアレンジしてもしっくりくるのでは。ただループの「初期位置」に戻る部分は工夫が必要そう。

何がトリガーとなりタイムループが起きたのかについて、仲居のミコトが「自分が貴船の川に願ったせい」と自白したものの、実際は全く関係なかったオチにはずっこけた。

あんなに板前の男子にぶっちゃけまくったのに笑

そしてタイムループの真の原因が、タイムパトロール中の機械故障って…。
さらにずっこけた視聴者も多いのでは。

てっきり貴船という土地柄、霊験あらたかな事象が起きてしまいました的な方向に終息していくと思って見ていたばかりに、急にぶっこまれたSF要素に開いた口がふさがらなかった。

ここで冒頭の伏線回収してきたか~。

とはいえこの作品の面白さはそこじゃないので評価が下がることはない。

まとめ:洗練された芝居

観光客でいっぱいだろうけどもう一度貴船神社行きたいなぁ。

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