【園長ブログ】Let’s be friends forever
私事ですが本日誕生日を迎えました。
子供達が声をかけてくれたり、Happy Birthdayを歌ってくれたり、上手な塗り絵やメッセージのプレゼントをくれる子達もいました。
本当に嬉しいですね。
そのうちの一人のお手紙に、Let's be friend forever. と書いてくれている子がいました。
生徒が先生のことを友達だと思っている
その言葉尻だけをとらえると眉をひそめる人もいるでしょう。
僕にはその子が自分を友達として見てくれていること、その言葉がとても嬉しく印象に残りました。
https://www.instagram.com/palclinternational/
英語という言語を教える。英語と日本語の違いを考える。そのようなことをする中では、日本語においても英語においても、その言葉一つ一つの定義をしっかりと見つめないと、その言語を上手く理解できないことがあります。
逆にお互いが同じ言葉を使っていてもその裏にある定義の認識が違うと、誤解が生まれたり、気持ちがすれ違ったりして、仕事やコミュニケーション、ひいては人間関係も嚙み合わなくなることも多いのは世の常です。
例えば、友達という言葉の定義は何でしょうか?
「友達」とはどういう人のことを言うのが、辞書通りの定義なのでしょうか。
二、三のオンライン辞書で調べてみると、
親しく交わっている人。
一緒に勉強したり仕事をしたり遊んだりして,親しく交わる人。
互いに心を許し合って、対等に交わっている人。
一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人。
とありました。一つ一つ見てみると、
親しく交わっている人
子供達と親しく交わりたいと思っているし、子供達からそう思われているのであれば✅
一緒に勉強したり仕事をしたり遊んだりして、親しく交わる人
先生は教えるだけの人とは考えておらず、教えながらも学ばせてもらっているという感覚を大事にしたいので、これも✅
なかなか時間をとれないことも多いけど、時間が許す時は一緒に彼ら目線で遊びたいと思っているので✅
互いに心を許し合って、対等に交わっている人
心を許せると思ってもらえていたらそれはとても嬉しく、大きな✅
子供も大人も、生徒も先生も、一人の人間同士として優劣も上下もなく対等だと考えるのでこれも✅
一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人
これもこういう存在でありたいなと思いますから、そう呼んでもらえるとしたら✅
ということで、辞書の定義で考えると、僕はこの子から友達と思われているとしたら、それはやはりすごく嬉しいことであるということになりました。
もちろん辞書の定義が全てではありません。
友達でいるということは、良くないことに目をつぶり必要な指摘もせず慣れあいの関係をつくることでもありません。
友達と呼んでもらえたとしても、今の自分の立場を考え、その期待役割は全うしなければいけませんから、多角的に考え行動していきたいと思います。
生徒がくれた手紙の中の一言のおかげで、色々なことに改めて気づけたよい誕生日となりました。本当に感謝です。