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ロードス島戦記の思い出(MSX2)
私が初めて買ったパソコンは「MSX2」である。・・・それもフロッピーの付いてない中途半端な奴。
当時BASICをやってみたかった私はひたすら親に「パソコン買ってくれー」とねだっては断られていた。
ある日、近くの電気店に格安MSX2が入荷した!というチラシが入って「これなら安いよ!」と説き伏せて、ようやく買ってもらったのである。
しかし、記憶装置の無いPCなんぞ使えるわけが無い。カートリッジゲームしか出来ないし、それならファミコンの方が遥かに良かった。
そこでまず買ったのが・・・テープレコーダー!
MSXファンやMSXマガジンを買ってきては、プログラムをガシガシ打ち込んではゲームをやっていた。
当然プログラムは全て音楽用カセットテープに保存!労力の割にはあっけないゲームばかりであったが、あれはあれで面白かった。
しかし、数十画面もある大作は流石に如何ともしがたく、ようやくここで外付けフロッピーディスクドライブの購入に踏み切るわけである。
そこでやりまくったのが「ロードス島戦記」
街に入るとディスクを入れ替え、
フィールドに出るときもディスクを入れ替え、
ダンジョンに入るとディスクを入れ替え、
エンカウントが発生すると信じられないくらい待たされる。
そんな「忍耐力増強」に非常に役立つゲームであった。
ディスクの読み込みに分単位で時間がかかるので、本を読むことと平行してやることが習慣となった。プレイ時間のかなりの割合がディスク待ち時間だったな。
ロードス島コンパニオンで遊びまくっていただけに、コンピュータゲームの中で延々と遊べることが楽しくて仕方なかった。
パーンたちのデータで遊び、オリジナルキャラで遊び・・・と3周クリアした。福神漬け(ファンディスク)の闘技場も周回プレイを行い、さらにマーモに渡ってランダムエンカウントでアイテム稼ぎをするくらい面白がって遊んでいたのだ。
あれだけの待ち時間を乗り越えて遊んでいたことを思うと、若いというのはすごいことだと思う。
データセーブ用のフロッピーのラベル
POPCOM自体も懐かしい。