日本語版D&D小説の表紙
D&D小説は英語版ペーパーバック3冊を日本語版文庫5〜6冊にして販売されていた。
冊数が増えた分、英語版の表紙から増やさなくてはならない。
D&Dイラストでそれっぽいものを表紙に採用する場合もあれば、日本語オリジナルのイラストを作ることもある。
D&D小説について日本語版と英語版の表紙を比較してみよう。
ムーンシェイ・サーガ
1・3・5巻は英語版表紙、2・4・6巻は小説の内容に近い(と思われる)D&Dイラストが採用されている。
6巻はノースメンみたいなイメージで採用したんだろうなぁ。
シャドウデイル・サーガ
これも1・3・5巻は英語版表紙、2・4・6巻は小説の内容に近い(と思われる)D&Dイラストが採用されている。
特にクライマックスの6巻で「いや、君本編に出てないよね?」という表紙になっちゃってるのはナニな感じだ。
プール・オブ・レイディアンス&ダークネス
レイディアンスは英語版とおりの表紙だが、ダークネスの方は日本語オリジナル表紙となっている。イラストは佐竹美保(ハリー・ポッター新装版の挿絵を担当された方)
トワイライトまで翻訳されなかったのは残念。
カース・オブ・アジュアボンド
探索の魔石トリロジーの1巻のみが日本語版2冊としてリリースされた。
日本語版2巻はオリジナル表紙でイラストレーターは藤川純一。
エベロン3部作
完全に全ての表紙を日本語版オリジナルに差し替えたエベロン。
イラストレーターは菅原健。小説の内容に即した表紙になっていて良くなっているように思う。
竜剣物語
Penhaligon Trilogy3冊を竜剣物語5冊としてリリースしている。
日本語版表紙と挿絵は安彦良和とめっちゃ豪華。
英語版は色んなイラストをかき集めてきた印象。
魔術師の遺産
これも日本語版オリジナル表紙でイラストレーターは末弥純。
もともと児童向けに書かれたシリーズで、雰囲気がだいぶ違う。