結婚式って楽しい!みんなの1分間ハナヨメ教室[LESSON:26]
LESSON:26
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結婚式とクマのつながりとは?
ウェルカムベアの由来
みなさんはウェルカムベアをご存知ですか?
結婚式の受付や、ウェルカムスペースで一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。
数多くいる動物の中でなぜ結婚式に「クマ」が選ばれたのか実は理由があるんです!
クマのぬいぐるみと言われるとテディベアを想像しませんか?
アメリカ合衆国大統領セオドア・ルーズベルトが由来となっており、狩猟に出かけた際、すでに瀕死状態となっているクマに出くわしたことがはじまりだそうです。
瀕死状態のクマは狩猟の絶好の獲物になりますが、ルーズベルト大統領は、「瀕死のクマを狙うのは、スポーツマンシップに反する」と、そのクマを撃つことはしなかったそうです。
後にメディアで報道されたことで、テディベアが生まれました。
ルーズベルト大統領の子供のころのニックネームが「テディ」であったこともあり、テディベアと名付けられたクマのぬいぐるみが流行りだしたのです。
やがて、通常のテディベアと区別してウェディングベアが結婚式で使われるようになり、タキシード姿とウェディングドレス姿のクマをペアで飾るのが主流になりました。
そんなテディベアは贈り物としても人気で、クマを意味する英語の「bear」には言い伝えがあり、「出産する」「結ぶ」「支える」「生む」「耐える」など多くの意味があるそうです。
結婚式場に飾られるウェディングベアには「結婚生活を支え合っていけますように」「結ばれた2人が幸せになりますように」といった意味や、「クマのように強い母親になってほしい」という願いと「子宝に恵まれますように」という願いも込められております。
ウェディングベアの役割はさまざまで、結婚式中の新郎新婦に代わりゲストをお出迎えしたり、ときには、お色直し中に、二人に代わって高砂席を守ります。
クマは、癒やし効果だけではなく、欧米では魔除けになるという言い伝えもあり、生まれた赤ちゃ んに母親がプレゼントし、テディベアの誕生日は、名前をつけてリボンをつけた日とするという習慣があるそうですよ♪
私も小さい頃、大きな大きなテディベアを父からプレゼントされ、大切にしていた記憶があります。今でも実家の部屋を占領していますが、なんだか手放せずにいます。
ちなみに世界中で愛され続けている“クマのプーさん”は、我が子の持っていたテディベアから着想を得て描かれたものだそうですよ!
時代は変わっても愛され続けるものは変わらないですね♪
[書いたひと しまぬき]
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