ワタグチペアを早くもライバル視する齋藤夏選手
ワタガシペアの終幕
ワタガシペアはジャパンオープン準々決勝敗退で幕を下ろした。男タブ、女ダブからの転向ではなく、育成年代からミックスにも取り組んで結果を出してきた稀有なペアだった。BIPROGYではチームメイトとはいえ、団体戦にミックスはないし、もう見られないのかもしれない。
新生ワタグチ?ペア
今後、渡辺選手は若い選手と組んでミックスを続けるとのこと。新しいパートナーはACT SAIKYOの田口真彩選手らしい。
若手有望株の田口選手が早く大きな試合に出られるように渡辺選手のポイントで底上げするための期間限定ペアという見方もあるようだ。
エンワタの遠藤選手やソノカムといった渡辺選手の上の世代の男子選手が三十代まで第一線で活躍したことを考えると、ロサンゼルス五輪を目指すペアでも不自然でないと思うのだけれど。
齋藤夏選手の視座
そんなワタグチペアを、同じくACT SAIKYO所属の齋藤夏選手は早くも国内トップと目しているらしく、「勇大さんは混合ダブルスを続けていくと思いますが、そこに勝たないと次のオリンピックは見えてこない。」とのコメント。
ロサンゼルス五輪でもパリ五輪の出場権ルールと同様とすれば、世界で8位以内なら日本のNo.2でも出場できるようだけれど、そんな考え方はしないか。
選手の名前が世間に知れ渡るとき
私は、オリンピックのときにしかバドミントンを観戦しないので、田口選手のことを今回初めて知った。
他方、斎藤選手のお名前は、2年前のジャパンオープンで協会のエントリーミスにより出場できなかった事件で見知っていた。斎藤選手のパートナーの緑川選手の先輩筋らしい田児賢一氏が、アウトサイダーらしく協会の不手際を告発した一件である。
余談だが、田児賢一氏を知ったのは怒り新党の新・3大〇〇調査会でのことだった。