素直な人はプライドのある人
こんばんは。
今回は最近気がついた真理を共有します。
先日、こんなツイートをしました。
私は度々、「もっと素直になりなよ」とか「素直に言えばいいのに」とか「素直に言ってくれなきゃ分からないよ」なんて言われます。
私は、ここで言う素直とは「意地を張るな」という意味なんだと解釈していました。
意地を張らないで思ったままに素直に伝えること。
それが重要だと思っていました。
ところで、意地を張る人は「プライドが高い」とも言われますね。
私は意地を張る人は、相手に負けたくないだとか察してほしいだとか、そういう私欲を根底に持っていると思っています。
一方で、プライドが高い人とは、自身の尊厳を主張しすぎて相手との距離が大きくなってしまっていると思っています。
プライドという言葉はネガティブな印象を持たれやすいですが、本来は「誇り」や「自尊心」を意味しています。
つまり、「プライドがある人」という言い回しは決して悪い意味ではないのです。
しかし、プライドが高いとまで言われてしまうと、それはあまり良くない意味に変わるようです。
誇りが高すぎて相手とそりが合わなくなってしまうからですね。
さて、素直になる話に戻りましょうか。
私の場合、何かを素直に伝えたことで、もし仮にそれを「嫌だ、無理だ」と真正面から断られることに覚悟が持てません。
素直にならず相手に察してもらうのを待つだけなら、仮に望み通りの結果が得られなくても「何で分かってくれないかな〜」と相手を責める免罪符が手に入ります。
ずるい上に一種のギャンブル的なやり方ですが、正面から断られる勇気のない私は、素直にならないことで自分を守るシールドを作っていました。
素直な人はプライドのある人。
先述通り、プライド、つまり自尊心を持つこととは、自信に満ち溢れ勇気が備わった状態です。
素直になる為には、意地を捨てることよりもプライドを持つことの方が重要なんだと気が付きました。
自尊心を持って、正面から断られる勇気を出して思っていることを伝える。
素直さとは、プライドを手にして初めて実践できるみたいです。
理解はできても、実際にそれが出来るようになるのはまだ先かもな〜......。
難しい。
あなたは、プライドを持って生きていますか。
驕り高ぶると他人から距離を置かれてしまうけど、プライドを持つこと自体は素晴らしいことです。
どうか皆様がプライドを持って、素直に生きられますように。
おやすみなさい。