完全解説 青単ギュルム統率(2024/6/15 アルペン)
はじめに
こんにちはあるいはこんばんは。アルペンです。
本記事はカードショップリドル京急蒲田店のデュエパ民のみなさまにご愛顧いただいている青単ギュルム統率の解説になります。
これを読んで、レッツ青単デュエパ!
レベルについて
『エンペラーギュルム』は紛れもなくレベル2です。
一人ではどうしようもない盤面で協力を求めたり、光る右手でデカい生き物を出してすべてを解決したり、集中攻撃・高強度のLOCK(レベル2っぽくない場合)にはなすすべもなく負けたり。。
そのくせギュルムやキリコの捲り次第で脳汁ドカーン!
クソカス出てきて横転!!
最高にレベル2してます。
デッキリスト
最初期リスト(2023/11/12時点)
ギュルムが爆発することを前提に、足回りと出し先の2極化を目指した構築になります。まだプランが固まってなかったのでオリジン達の歌姫とかいますね。あと、正体不明のせいでロングゲームになると一方的に虐殺できますね、これ…(そこんとこは"プレイレベル"で調整よろしく)
最新リスト(2024/06/15 時点)
約1年以上の歳月をかけて超進化しました。
リストに目を凝らすとそこかしこにひしめき合うコンボが…
1.エンペラーギュルム+パラディソシエル 無限踏み倒しコンボ
進化元+エンペラーギュルム+パラディソシエルの計7~10マナでデッキからクリーチャーを踏み倒せるぞ!これらは手札に戻るので実質0枚消費で次ターン以降も踏み倒せる!
その他、エンペラーギュルムを破壊orバウンスする札を入れているのでリソースを伸ばしつつ、能動的に踏み倒すことができるぞ!
2.サイワンドラマー+各種タップ呪文(ムゲンクライム)
サイワンドラマーを死ぬ気で自分ターンにタップして、最大3回相手ターンの終わりに手札の枚数以下のカードを踏み倒せる!めちゃめちゃ気持ち悪い動きができて愉しいが、ヘイトもぶちあがるので要注意だ!(早めに全員殺そう!)
3.ワルスラプリンスS+クリーチャーなんでも
低コスト進化元が踏み倒しチケットに変貌する…! ギュルムを出して即自壊することで夢の2体踏み倒しができるようになった。
進化元がいる状態でクラゲンを出すと、そのままキリコをサーチして即自壊することで3マナでキリコを着地できる。よく使う。
4.インテリエイル+ハリケーン・クロウラー
インテリエイルがいる状態でハリケーン・クロウラーを使用し、チャージャー札+バウンス札を回収するとなぜか無償でマナゾーンにある呪文を詠唱できるため、タップしたマナをチャージャー詠唱で回復しつつ相手の盤面をバウンスすることができる。残ったマナで即死打点形成⇒対面突撃GG。
各カード解説
主役
なぜかカードショップリドル京急蒲田店のDMPほぼ全員に認知されているおじいちゃんカード。
ストレージで見つけてしまうと最後、そのままデュエパデッキを組まされるらしい。こんなん誰が流行らせたんや!!!
CS優勝実績のある方の話では、進化元+パートナーゾーンに戻る=1体踏み倒しで結果的にリソースを失っていないので、出し得&殴り得&除去され得とのこと。ソースは俺。
このデッキはギュルムからクリーチャーを踏み倒すにあたり、進化元は最低限仕事ができるやつに絞っている。1コス進化元積むよりも1体でも多くのデカブツを入れたほうが気持ち的にも盛り上がる。
なお、ギュルム着地時に進化元は2枚以上用意しておくことと、進化元はクリーチャーから優先的に進化し、タマシードは極力残しておくようにすると、不意のキリコ着地にも備えられる。
初動(2~3コスト以下)
・アストラルの海幻
このデッキで2ターン目にプレイして一番強いカード。手札を入れ替えつつどかせない進化元を用意できるため中盤、終盤も全く隙がない。しかもクリーチャーではないので、ギュルムでの踏み倒し中に引っかからないのはかなりデカい。
・エメラル
このデッキで楯に触れる貴重なカード。楯送りにされたカードを回収し、強力なシールドトリガーのお布施までできるので隙がない。序盤でも最低限手札交換はしてくれる。たまにインテリエイルがバトルゾーンにいる状態で、呪文を暴発させることがある。
・パラディソシエル
ギュルム使いまわし専用カード。自軍の強力なCip 持ちクリーチャーを使いまわせるので安易にマナに埋めてはいけない。
・ウィザードチャージャー
3コストのチャージャーはこのデッキで一番偉い。なぜなら5マナ帯の動きが強いから。疑似的なトップ調整が可能になるため、ギュルムで特攻する前に使用したりする。
・エメラルの海幻
手札の減らない除去されにくい進化元。楯交換が地味な仕事をする。サイバーロードはタマシードがちょくちょく出ているのでチェックしておこう。
・クゥリャン
手札の減らない殴れる進化元。ギュルムで出てくるかもしれないと思うとヒヤヒヤするが、それがこのデッキの一番の醍醐味なのだ。
・クラゲン
通称キリコチケット。3コストでキリコをトップに固定することで、ギュルムやワルスラでの踏み倒しを狙うことができる。
また、デッキを一番簡単にサーチできるカードなので、あえて「次の人回しといて~」とか言っておくことで楯落ちの状況確認ができる。
最近はキリコしかデッキに進化クリーチャーがいない構築になっているのが主流なため、万が一キリコが盾落ちしていた時に備えて進化クリーチャーをキリコ+1体ほど用意することを推奨する。
・Kマノーミ
クリーチャーバウンスしつつ進化元として残せる。つまりバトルゾーンのギュルムを戻して踏み倒しつつ、ギュルムを再着地できるキモイ動きもできたりする。
・シンクロスパイラル
後述するサイワンドラマー専用カード。能動的にタップすることができるテキストが強い。相手のクリーチャーしか戻せないので注意。
・ストリーミングシェイパー
ほぼ4ドローのカード。このカードを何回も使うことがあるため、終盤の手札が15枚以上超えることはザラ。一時期の赤青マジックのせいで引退(プレ殿)を危ぶまれたことがある。
・テンペストベビー
トップ固定できる進化元。ギュルム爆発時とワルスラでの爆発時に踏み倒せるため、実質3コスで強力なクリーチャーを踏み倒せるカード。序盤に使ってもチャージャー呪文をサーチできるため、隙がない。
・パラダイスアロマ
0コストの進化元。DMC-55の時点でサイバーロードのタマシードでもG・ゼロが使用可能になるためDMC-55以降を使用することでトラブル防止につながる。また、ワルスラがいるとノーコストで1ドローor踏み倒しができるため、後半でも腐らない最強のウイルス。
実は相手のサイバーロードも対象に含まれるため、往々(?)にして起こりうるミラーマッチでは0コス進化元ギュルム着地で意表を突ける。
・フロストチャージャー
相手クリーチャー1体にプリン効果をかけるカード。単純に水の3コスチャージャーというのが偉い。除去が効かないComplex や、攻撃してタップする必要があるロマノグリラ等に有効。
・音素記号Bm エネルジコ/♪水面から 天掴まんと するチャージャー
上面は2ドローWブレイカーとして使えるが、正直ハズレ感が否めない。主に下面で手札交換チャージャーとして使うのがbetter。単純に水の3コスチャージャーというのが偉い。
・ブレインコンチェルト
後述するサイワンドラマー専用カード。山回復と攻撃ロック、手札補充を兼ね備えているため状況に応じて使い分けられるのが便利。特に殴りたくない盤面の時はタップのが吉。
・「流水の大楯」(ギャラクシールド2)
絶対にギャラクシールド2で使うカード。相手クリーチャー1体にプリン効果をかけつつギュルムの進化元を用意することができるため、実質2ターン目の進化元となる。
中盤
・ブレインチャージャー
・ブレインRe:チャージャー
・ガチャマリンチャージャー
手札の減らないマナブースト(フェアリーシャワー??ライフプラン??)。このデッキの4コスチャージャーサイクルは終盤以降もバリューが高いため、最大枚数積んでいる。
「GR召喚」は気合入れて叫べ。
・seiWond'Ramar(サイワンドラマー)
このデッキの新入り。タップするカードたちと組み合わせるとあまりにも気持ち悪い仕事ができてしまうため、数多の先輩を押しのけて入ってきた。
最大3回、相手ターンに踏み倒しができる。1回目はチャージャー、2回目は5~6コス帯のクリーチャー、3回目は7~8コス帯のクリーチャーを踏み倒すのが一番理想的。
シンクロスパイラルと組み合わせると2ターン目に2コスクリーチャー、3コスチャージャーが絡む前提で最短4ターン目に着地&タップできるため狙う価値あり。(ポーカーうまい方はぜひ)
・爆進エナジースパイラル
ギュルム暴発用カード。ギュルム着地後、特に除去されないことが多いため、2ドローでリソースを伸ばしつつ踏み倒しを狙うことができる。
ただ、爆進ダブルを有効に使えるタイミングが限られることや、最近は相手にWブレイクで圧をかけていき、ギュルムの除去を強要することも多いことから、あまり活躍できていない。気に入らないなら抜いていいカード。
・K・アトラン&キング海賊団/アイアイサー・チャージャー
上面は高パワー+進化元になるブロッカー。踏み倒しで出てきても最低限圧はかけられる。不要であれば進化元になるので無駄がない。
下面は呪文回収チャージャー。3コス4ドロー呪文2種を回収することで再詠唱したり、序盤に使ってしまった除去札を使いまわすことができる。
インテリエイルがいる状態で使うと、実質2コストで墓地の好きな呪文1枚をコストを支払わずに詠唱することができる。よく使う。
・五番龍レイクポーチャー ParZero
手札補充と盤面除去が行える最強インフラカード。このカードでチャージャーもしくは除去札、展開札を持ってきておくのがとても偉い。
終盤でもジャストダイバーの影響で触れないブロッカー、鬼羅丸がいる状態だとパワー8000 WブレイカーのアンタッチャブルSAの化け物と化す。
・ギュウジン丸の海幻
このゲームで稀に起きるギャイアモアイジウォッチの盤面をリセットするカード。主な目的は全体除去カードのかさまし。タマシードなのでロック盤面の突破に役立つ。Gストでの命拾いや手札補充効果もなかなか優秀。
・サーファーチャージャー
リソースを伸ばしつつギュルムを爆発できる札。単純な除去カードとしても非常に優秀。クリーチャーのCIPでついでのように唱えると、そのクリーチャーをバウンス(手札に逃がす)しつつマナブーストできる。
・ハリケーンクロウラー/ブレインチャージャー
上面が最強すぎるカード。特に終盤以降は手札が潤沢すぎるほど増えるため、ボルバルザークみたくマナをアンタップできるのがとても強い。
下面はフェアリーシャワー。このカードが序盤に来た場合、セイレーンコンチェルトで回収することができることを考慮して積極的に下面を使ってよい。
(ボヤキ:パートナーをマナ1枚消費させて戻していた時代のほうが正直強かった。)
・サイバーNワールド
減ったリソースもしくは山を回復するカード。対面の墓地利用デッキやニンジャストライクを大量に抱えていそうなタイミングで使うと、対戦相手の手札と戦意とやる気をへし折ることができる。
・龍装艦チェンジザ/六奇怪の四 ~土を割る逆瀧~
上面はドローソース兼手札のチャージャーをぶっぱするカード。継続リソースを確保できる生き物のためヘイトが貯まりやすくなるが、相手の除去吐かせているのでヨシ!
下面は殴る系のデッキにとって即死級の一撃。反面、使うタイミングと相手を見極めないと効果的な運用ができない。カードプールの知識を総動員して、次にめちゃんこ殴ってくる相手を見極めろ。
連ドラやよく分からんビートをLet’s黙らせ!
・ワルスラプリンスS
使うと分かる強さ。使わないと分からない強さ。
生き物をリソースに変換or踏み倒しの種として使えるようになるため、低コスト進化元が有効活用できる。
出したいクリーチャーを山上に固定できるカードと併用することで、最大71マナのクリーチャーを踏み倒すことさえ可能。
・終絶電融 パワーロビン
大概のデュエパデッキに入るカードパワーお化け。リソースが全く減らなくなるので、手札の質を上げつつ盤面を掃除しながら動くのはかなり強力。
特に序盤の除去札ない状況で出すとかなりアドバンテージを稼げてしまうので注意。デドダムをバウンスしてあげても上がったヘイトは下がりません。
・超奇天烈ベガスダラー
最近入った銀の弾丸枠。主にスパイラルハリケーンの2枚目の役割を期待して投入した。
また、クラゲンでキリコ盾落ちリスクの保険としていれている。他に有効な進化クリーチャーが有れば抜いて良い。
・D-Jealousy-灰撫/♪五本まで 集めて林 森ジャングル
ただただエレメントなのが優秀なカード。このデッキでは呪文面として使うことの方が多いため、クリーチャーとして並べるのは稀。そもそも7コスで次ターンに0コスで詠唱するのと、8マナで今のターンに詠唱するのはそもそも変わらんし、圧倒的に後者の方が確実で強い。
・蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド
俺はワールドブレイクされた…されたはずなんだ…
✌️盾15枚回復✌️
青単が何でもできるデッキと言われているのは半分こいつのせい。
増えに増えまくった手札にクリックを含ませた状態で使うことで盾追加しつつ山札回復できる。このとき、クリックは置換処理ではなく、山回復を先に実行できないため注意すること。
序盤にギュルムから出てきて意味のない盾の入れ替えをするお茶目な一面もある。
受け札
・Uta-Awase選手宣誓のスピーチ
4コスでエレメントを確実に1ターン飛ばせるカード兼受け札としての採用。それ以外に役割がないため、抜いてもいい枠。
・英雄奥義 スパイラルハリケーン
青単最強の受けカード。アポカリプスデイ!
おまけの様についてくるクリーチャーバウンスによって、ギュルムの起爆や強力なcip 使い回せるため後半になればなるほど強いカード。このために青単にするまである。
・コーライルの海幻
おなじみギャイアジウォッチモアイを突破するカード。このデッキでは貴重なサイバー進化元となるため、非常に噛み合いが良い。安易に出さずにロッククリーチャーの対処として使うのが最も有効な使い方。
・セイレーンコンチェルト
超絶便利カード。ハリクロと合わせてマナ回収枠を担っている。ただし手札が一枚減るのは確実なマイナスなので、注意して使用すること。パワーロビンがいる状態ならバンバン使ってよし。
・水晶転生
俺はこのカードを使う時、必ずリザレクションと叫ぶ。そうすると成功率が飛躍的に向上するとな。
こちらはギュルム起爆用カード。夢の2体踏み倒しを目指せ!相手には4コス確定除去として使うことができるため、対処に困った時にどうぞ。
絶対に魑魅魍魎が入った5cに使ってはいけない。
・夢罪放免
サイワンドラマー専用カード。能動的にタップできるが、一回しか使えないため注意すること。逆滝と同等のロックを仕掛けられるため、守りの薄いこのデッキでは生命線となる。
・裏斬隠蒼頭龍バジリスク
2面止めるニンジャストライク。ただの防御札なので、手札が埋められるカードがない場合はマナに埋まる選択もあり。あくまで時間稼ぎなので、命拾いしたターンに何をするか見据えて行動するとよい。
・罪無ドロキオ垓
サイワンドラマー専用カード。ブロッカーなのがとても優秀で、親切な相手がいれば使い回せることがある。ただし、サイワンがいなければ殴り先作るだけなので、過信は禁物。
・B.F.Fモーメント
青単準最強の受けカード。手札が減らないため次の動きに繋げやすいのがポイント高い。
・マジックAセミプーロ/♪静かさや とにかくブレイン 蝉ミンミン
上面は進化元兼受けカード。下面は山札操作できるため、ワルスラやギュルムの踏み倒し先を用意できるため非常に噛み合いの良い1枚。
・斬隠オロチ
このデッキでは自分のギュルムに当てるのが最も強い使い方。相手に当てるのは終盤くらいなので、序盤のこのカードはもっぱら自分のクリーチャーに当てて良い。(殴り切られそうな場合を除く。)
進化元としても優秀なので、素出しも十分あり得るカード。
・【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】
貴重な山回復カード。能動的に手札を捨てるカードが少な目なので比較的詠唱して墓地に送り込むことが多い印象。呪文面は中型ビート全般を止められるが、後半デカブツが増えてくるととても弱く感じるカード。大丈夫、相手が強いだけだから。
・バイナラドンデン
必須。以上。
愉快なみなさん
・エンペラーキリコ
サイバー進化元がベースとなっているため、他のデッキよりも進化元の選択肢が非常に多く、腐ることがない。性能面については言わずもがな、現代デュエルマスターズでも通用する多面展開カード。ここから生き物を揃えて大型ゼニスのSA付与による総攻撃が終盤の締め方。
なお、ギュルムは進化も踏み倒せるため、クラゲン等でキリコをデッキに仕込み、進化元を用意した上で自爆すると確定で踏み倒せる。シンプル強い。
・Kl'avia Tune
呪文、タマシード系のロックカード。除去呪文に対するマナ要求を高めることで、相手に除去のターンを要求することで、疑似的なEXターンを作りだすことができる。
また、コスト7以下限定の全体プリン効果は終盤での締めに使える他、ギュルムから放った際に相手の攻撃を防ぐことがあるため、意外と侮れない強さを秘めたカード。
・飛翔龍 5000VT
1コストで出せるTブレイカーJD。相手のデッキによっては1ターンもらえることがあるが、出した後の役割としては殴り込みかけるしかないので、デュエパにおいては比較的強くないカード。気に入らない(高い)なら入れなくてもいいカード。
・混沌紳士 トリックスタァ
繋ぎカード。序盤、中盤にビビッドローもしくは踏み倒しから出てきてチャージャー2本、もしくは除去+チャージャー各1本を撃つ。
また、殴る時にも発動するため、継続してアドバンテージを稼げる=除去を当ててもらえるため、非常に強力な一枚。殴る時はこいつからね!
・「合体」の頂 アクア・TITAAANS/「必殺!ジェット・カスケード・アタック!!」
上面はリソースを稼ぎつつビートダウンを抹殺する。除去札+SAを要求できるため防御力が非常に高い。
ただ、その高すぎる防御力の反面、GJ勝利時の強制1ドローを逆手にとられることが多い。
(具体的には対面全員が小粒クリーチャーを並べてGJに負け続けることでLOする。)
下面は4ドローするカード。史上最強。
3コスチャージャーと被ってしまった際はチャージャーから先に動こう。出来るだけ目立たず生きろ。
お前が4ドローをするときは魔王をぶっ殺すときだ。
・海龍神クリスド
終盤の呪文ロックカード。JDなのが強く、ポン置きしても次の自分の番まで生き残ってくれる。確定5ドローも終盤の盤面展開後の不足気味な手札枚数を補完してくれるため、非常に噛み合いが良い。
イエスザナドゥ統率系統の逆アポロじみた動きをこいつの呪文ロックで封じつつ、ワールドブレイクを叩き込むのは正義だ!!お前の全てを肯定してやる。
・「狡智」の頂天 レディオ・ローゼス
ツラの良さで入社したJD。盤面3体とばすミストリエス。
序盤に出てくるとデカいミストリエスとして、終盤だと盤面に干渉してくる札として隙がないカード。相手のニンジャにも反応するのキモいからやめろ。あとやっぱり金が板。
・最高学府 インテリエイル
当初はデカい青の生き物枠として投入したカード。ハリクロと組み合わせるととてもヤバい動きをするので必須枠に昇格した。
具体的な使い方は以下の通り。手札が10枚の時の例だが、手札とチャージャーの枚数が多ければ多いほど更に強い動きができる。
①インテリエイルがバトルゾーンにあり、手札がハリクロ除いて10枚ある状態でハリクロを出す。ハリクロのマナにはチャージャーもしくは回収したいカードを含める。(10マナ-ハリクロ5マナ=残り5マナ)
②手札をアンタップしてマナゾーンに置き、チャージャー5枚、除去呪文2枚、デカブツ3体回収。(5マナ+10マナ-5マナ=残り10マナ)
③呪文をマナゾーンから回収したので、インテイエイル効果でチャージャー5枚と除去呪文2枚を0マナで詠唱。(10マナ+5マナ=残り15マナ)
④お好きにどうぞ。
・「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア
疑似SA付与と、ギュルム爆破&ゼニス着地用カード。
本デッキでは水晶武装を利用しないため、12マナでの着々もしくはギュルムでのふみ倒しがメインとなる。どうしても鬼羅丸しかSAを付与できるカードが無かったため採用された。
・「理想」の極 シャングリラ・エデン
デカい!説明不要!
盤面除去しつつ、守りを固められるカードとして採用。あとギュルムから出せるデカい生き物。
裏の使い方として進化GV・Ωの効果で墓地とマナから回収したいカードを重ねて出すと、エターナルΩで回収できる。
・超絶奇跡 鬼羅丸
SA付与と、デカい生き物を3体用意するカード。
召喚時効果のふみ倒しだけでなく、盤面に残すとSA付与、除去するとエターナルΩで再度着地するリスクの2択をせまれるため非常に強力な一枚。
どのデッキに入れてもそれなりに使えてしまうカードだが、このデッキは山札操作が可能なので他よりも出力高めに使うことができる。
・夢の変形 デュエランド
デカい生き物枠。序盤に出てきた際も地味ながらパワーが高く、離れた時に山札回復できるため、最低限の仕事はしてくれる。
たまに召喚することがあるが、コスト7以下の水の”カード”を使用できるため今後の拡張性が非常に高い。診断の水のカードは要チェック。
・伝説の正体 ギュウジン丸
ワールドブレイカーで実にクール。
ギュルム、キリコ、鬼羅丸で踏み倒すのが基本。たまに全体除去を打たれなかった場合に1マナで出せることがあるが、とてもそんな状況はないのでマナに埋まってしまうことが多い。
ギュルムで出せるデカい生き物枠で最も強いが、ワールドブレイクする前に絶対に除去されてしまうので抜いても良い枠。
その他 採用候補
・ピーピングチャージャー等の3コスチャージャー群。
相手のシールドを1枚見て「ほう…」と言っておくカード。単純に水の3コスチャージャーというのが偉い。一応、抜いていい枠。
・マジックス
バズレンダで呪文回収&詠唱ができるカード。除去札を使い回せるため、枚数のかさ増しができる。呪文の比率増やすなら検討。
・サイバーBフィッシュ
味方の水クリーチャー全員にジャストダイバーを与えるカード。中盤や締めのタイミングで出すと無類の強さを発揮する。逆に序盤に出すとただの重いだけの進化元なので非常に腐りやすい。マナに埋めて後々拾うほうがよい。
・完全不明、ジウォッチ
青単使ってると採用してるかどうか絶対確認されるカード。時間に余裕が出てくるため、自分の動きを通しやすくなる。ただ、ヘイトがかなり上がってしまうため、俺はこれ使うくらいなら青緑握ります。
・ゼニス各種
ギュルムの踏み倒し先としての採用。青色が減り、マナ武装に影響する場合があるので採用枚数に注意すること。
プレイング
以下、基本なるプレイング。
1ターン目 省略。
2ターン目 2コス進化元がいれば出す。
3ターン目 チャージャーもしくはドローカードを使う。進化元を出してもok。
4ターン目 進化元、チャージャーを打てていればギュルム着地。なければ気合いで引いたチャージャー1本目。
5ターン目 進化元がいればギュルム着地。なければチャージャー2本目or手札が増えるカードを使用し、次ターンのギュルム着地を目指す。
6ターン目 5ターン目後の自分の番までにギュルムが除去されていなければギュルムを自爆させる。
このときチャージャーがあれば必ず使用すること。
7ターン目 ギュルム退勤中のため手札の生き物を直接出して頑張る。手札を増やしてチャージャー仙人でもOK。
8ターン目 相手の盤面を除去しつつ、手札のクリーチャーを並べる。次ターンに盾を殴ることを目指して動く。
9ターン目 キリコor鬼羅丸などでボコボコにする。1人は落とせるのでやばいと思ったら落としておく。
10ターン目 大体盤面返されてるので、除去当てつつギュルムで進化速攻で仕留める。
なお、ギュルムから出てくるクリーチャーによっては動きが全然変わるので相当なアドリブ力が求められる。
まずはデッキリスト頁にて記載した4つのコンボのうちいずれかを実行することを目指せば良い。
ここから再現性を高めるカードがそれなりに入っていることに気づき、動きに関係のないカードが見えるようになるため、自分でデッキリストを弄れるようになっていく。
何回か回してみて、コンボの再現に必要なカードを見極めろ。好きなコンボに特化させるもよし、強欲に全てを求めるのもよし、新たな色に塗り替えるもよし。
我流に染め上げ突き詰めろ。
注意1.
サイワンドラマーを引いた場合は必ずタップできるカードと合わせて使用すること。JDは自分が思ってる以上に生き残るので有効活用すべき。
注意2.
殴れ。とにかく殴れ。
このデッキの盾回復手段はチェンジワールドしかないため、長期戦になればなるほど不利になる。
おわりに
このデッキは見ての通り、踏み倒しと堅実さをハイブリッドした特異なデッキです。ほかの単色デッキと比較すると、マナ回収や楯追加などの要素が少なめではありますが、大量の手札と盤面干渉力を武器に、着実にゲームを進められます。蒲田のデュエパイベントに参加する限り必ず遭遇することになるので覚悟して下さい。
このデッキを使って、笑いと悲鳴と脳汁を出してもらえたらと思います!
それではまたどこかで。