ファミ通文庫「狂乱家族日記」
なんとなく、昔読んでたラノベを紹介。
『狂乱家族日記』ファミ通文庫 日日日(アキラ) 著
※↑の画像はアニメ版です。
1000年前に現れた破壊の化身「閻禍」(えんか)は、「1000年後に自分の【子供】が世界に絶望をもたらす」という不吉な言葉を残し滅びていった。
それから1000年後、DNA鑑定の結果「閻禍の子供」の可能性のある人間・生物が複数発見される。
そのどれが「閻禍の子供」であるかを確かめるため、ある作戦が決行されることになった。
それは、「閻禍の子供」の可能性のある者を家族として共同生活させ、どれが子供かを確かめるという通称「なごやか家族作戦」
対策局対策一課行動部隊長である乱崎凰火(みだれざきおうか)は、この任務を遂行するため「父親」として強制参加させられる。
「なごやか家族作戦」なるミッションで、突如義理も無ければ血縁も無い、少女とオカマとライオンと殺人兵器とクラゲの子ども達と、猫耳と尻尾の生えた罵詈雑言毒舌猫耳暴君娘『乱崎凶華(みだれざききょうか)』を妻として迎えさせられ(ちなみに挙式は即日終了)家族仲良く、よきパパとして生活をする事となる。
どうなる事かと思いきや、皆個々に色々な境遇があるせいか、思いのほか家族としてよい関係を気付いてゆきます。
見た目、のほんわかしたイラストとは裏腹に、濃厚でハードなストーリーが入り混じっています。
乱崎一家の面々は、誰一人まともな人生遅れてませんからね。真ん中に写っている可愛い女の子も、家族に虐待されまくってるとか、ハードな事情があったりします。
小説版はなかなか重いです。でも、なんだかんだで最終的にはイイカンジになる・・・はずなので、ぜひ読んでみて!
小説は本編15巻。番外編は9巻の合計24冊もありますけど・・・会話はギャグ成分も混じったりして、とても読みやすいので、未読の人はぜひ!
・・・ただかなり古い作品ですので、書店にはまずおいていません! Amazonや、電子書籍などになるかもです。入手しづらくて大変だと思いますが、それくらい価値のある作品ですのでぜひ! 僕も十年近く前からずっと全巻持っていますよー。