【変な家2】ラストについて考察(義足とクローゼットの件)【ネタバレ】
人気サスペンスYoutuber「雨穴うけつ」氏の新刊であり3冊目の書籍「変な家2 ~11の間取り図~」をたった今読み終えました。
序盤にいろんな違和感を散りばめ、
仮説を立て、
二転三転しながらも解決に近づく展開は最高ですね。
今回も丁寧な描写のおかげで、読書が苦手な私でも読みやすく一気読み出来ました。
ただ、最後の1ページで読者に投げかける?ような終わり方をしてるようにも思えたので、その辺りを自分なりに考察してみます。
が、どちらかと言うと「皆さんの意見を聞きたい」という側面が大きいです。
ラストについての解釈を持っている方は、是非コメントで教えてください。
※当記事ではストーリーの全容は解説しませんが、ラストに関する重要な“ネタバレ”は含みます。できれば読み終えた後にご閲覧ください。
「変な家2」のラスト
最後の章は「筆者」と「ミツコ」の対談シーンで締めくくられます。
終盤で判明したことを私なりに要約すると・・・
ミツコの父親はミツコに
「今夜ヤエコの義足を隠してくれ」とお願いをする。(遠回しな殺人依頼)
(このやり取りは別室のヤエコにも聞こえている)
ミツコは大好きな「ヤエコおばあちゃん」に対してのその行為に抵抗はあるが、
最終的に、自分を守るために…という動機で実行する。
寝息を立てるヤエコの側にある義足を取り、
自室のクローゼットに隠しカギを掛けるが、
やはりヤエコおばあちゃんを守りたいと考え、
義足をヤエコの元に戻す。
しかし翌朝、ヤエコは階段から転落死。
義足は着けていなかった。
ヤエコはミツコを守るために、
意図的に義足を着けずに、更に言うならわざと階段から転落死(?)した。
「私を守ってくれたミツコを守るため」
の最善の行動。
しかしヤエコの葬儀の後、ミツコはある事に気付く。
ヤエコの部屋に「あるはずの義足」が無い。
もしやと思い、ペンケースから鍵を取り出しクローゼットを開ける。
そこには義足があった。
つまりミツコは「義足を返した」と思っていたが、
実はそれは夢でしかなかった。
「ヤエコを守りたい」と強く願うあまり、
夢の中でそれを思い描いたに過ぎず、
実際にはやはり、保身のために犯行に及んでいたのだ。
※私なりの解釈です。状況が違う場合があるかもしれません。。。小説系良く読み違えるので…
続きはブログで書いてます。
https://pakkan-blog.com/henna-ie2
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