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分離独立時に離ればなれになった兄弟が、カルタルプールで再会

パキスタン情報セクション

2022年1月13日にThe Express Tribuneに掲載された、Asif Mehmood氏の記事（以下は原文の日本語訳）

カルタルプール回廊は、インドのシク教徒が聖地であるGurdwara Darbar Sahib Kartarpurを訪れることを可能にするだけでなく、何十年も離れていた友人や親戚に会う手段にもなっています。

Waqf Property Boardの関係者がThe Express Tribuneに語ったところによると、74年間離れていた2人の兄弟が火曜日にKartarpurで会ったとのことです。

ファイサラーバード近郊のBograに住むMuhammad Siddiqueさん（80）は、1947年に離ればなれになった兄に会いました。Siddiqueさんの話によると、パキスタン独立の2日前、母親はまだ生後数カ月だった弟のHabibさんを連れて、インドのパンジャブにいる両親を訪ねたといいます。

分離独立後、Siddiqueさんは母親が帰ってくるのをずっと待っていましたが、帰っては来ませんでした。しかし今、74年ぶりに弟のHabibさんと再会しました。

SNSで話題になった動画では、カルタルプールで顔を合わせた途端、兄弟が涙を流している様子が映し出されていました。

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Habibさんは、この回廊が兄との出会いのきっかけになったといいます。この面会は、「Punjabi Parchar」というNGOが企画したもので、すでに1947年に離ればなれになった多くの家族や友人を再会させる手段になっています。

NGOの代表者は、Siddiqueさんの兄を見つけるのに、インドのパンジャブ州の友人たちが非常に助けになったと語りました。しばらく前にSiddiqueさんの動画を公開していましたが、その後、インドのパンジャブ州でSiddiqueさんを知る人たちから連絡が入り、ついに兄弟2人が回廊で再会することになったのです。

ナロワールのMuhammad Bashirさんも、親友のSardar Gopal Singhさんに会ったことがあります。二人は、1947年の分離独立で離れ離れになっていました。

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SNSで連絡を取り合っていたものの、なかなか会うことができませんでした。しかし、カタルプール回廊の開通後、友人たちで会うことにしました。

現在、Sardar Gopal Singhさんは94歳、Muhammad Bashirさんは91歳です。Gopalさんによると、2人の友人はよくGurdwara Sahibに来て、何時間も一緒に遊んでいたそうです。

2021年11月、ある男性が分離独立で離れ離れになってしまった甥っ子と再会しました。Humayunさんはファイサラーバードから、甥のMuhammad BashirさんはインドのTaranという村から、それぞれ回廊に到着しました。


写真：パキスタン独立のわずか2日前に生き別れた兄Habibさんに会うMohammad Siddiqueさん。感動の再会の映像は、SNSで多くの人の心を捉えた。―EXPRESS

Translated from:
https://tribune.com.pk/story/2338412/watch-brothers-separated-during-partition-reunite-at-kartarpur

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