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マルガラヒルで「初のヒョウ保護区」発足

2022年1月1日にThe Express Tribuneに掲載された記事(以下は原文の日本語訳)

関係者は、この措置が、絶滅の危機に瀕している野生の猫の保護と観光振興に役立つと期待しています。

Malik Amin Aslam気候変動担当首相顧問が、Kalinjar地域に位置する国立公園トレイル6でこの区域の開設を宣言しました。

開設式でAslam氏は、「この保護区は、絶滅の危機に瀕している野生の猫を保護し、人間の居住地に近いユニークな生態系の一つで野生動物観光を促進するのに役立つだろう」と述べました。

また、Aslam氏は、イスラマバード野生管理委員会(IWMB)がヒョウの保護に一丸となって取り組んでいることに祝辞を述べました。「IWMBのRina Saeed Khan委員長、ZB Mirza氏とIWMBは、このプロジェクトを実現するために多くの努力をした」と言いました。

Aslam氏は、保護区について語りながら、「私たちが作ったのではない...むしろ、保護活動や好ましい環境条件によって、自然が助けてくれたのだ」と言いました。

Aslam氏は、「Covid-19は人間が自然に立ち入ることへの反動であるため、自然とのバランスを取り、自然に適応することが必須である」と言いました。

Aslam氏は、「人獣共通感染症が人類に移ったのは、人間が自然と対立していたことの反動だ」と主張しました。

Aslam氏は、国際自然保護連合(IUCN)の野生生物種リストによると、ヒョウは依然として危機的な状況にあると強調しました。

Aslam氏は、「マルガラヒル国立公園では、約300種類の鳥類、350種類の植物、20種類の蛇が生息しており、生物多様性に富んだ生態系となっている」と述べ、イムラン・カーン首相のビジョンに沿ったモデル公園とすることを誓いました。

さらにAslam氏は、ヒョウがいるためオープントレイルではなくなり、トレイル6ではガイドツアーが行われることになると述べました。「夜行性の動物なので、日中は見ることができませんが、この野生動物観光の取り組みを通じて、若者や子供たちはその動きや生息地についてもっと知ることができるだろう。」

さらに、Aslam氏は、この取り組みを「健全な国家財政のためのエコツーリズムの推進手法」と位置づけました。

Rina Saeed氏は、「ヒョウはマルガラヒル国立公園に定住となった。ヒョウは以前、冬に山頂から下山するためにこの公園を利用していたのだ」と言いました。

「私たちは、きちんとした科学的なカメラトラップ調査を行い、17,000ヘクタールの国立公園全体に20台のカメラトラップを設置しました。」

Saeed氏によると、これまでに少なくとも7頭のヒョウがカメラに収まっており、さらに多くのヒョウがいるだろうといいます。現在、トレイル6のKalinjar地区にオス2匹、メス1匹が住んでいます。

「最初のヒョウが発見された後、トレイル6は閉鎖され、Covid-19の閉鎖期間中、その生物多様性は繁栄し、動物の個体数を増やした」と言いました。

また、ヒョウの邪魔をしないように、1日1回、25人規模のツアーを開始することを発表しました。

さらに、「ツアーは有料、委員会はこの取り組みの方法を検討中だ」と言います。

また、関係者は、公園を科学的に管理するための調査も進行中であると語っています。

その後、首相顧問とツアーのメンバーはトレイル6を散策し、保護活動やヒョウの糞、足跡を観察しました。


写真:マルガラヒルで撮影された絶滅危惧種ヒョウの写真―APP

Translated from:
https://tribune.com.pk/story/2336666/first-leopard-preservation-zone-inaugurated-at-margalla-hills

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