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パキスタン初の盲目の外交官、国連総会でのスピーチが評価される Saima氏、国連総会で演説する国内初の盲目の公務員となる
2021年9月27日にGULF NEWSに掲載されたSana Jamal氏の記事(以下は原文の日本語訳)
盲目の公務員として初めて国連総会で演説を行ったパキスタンの外交官、Saima Saleem氏(パキスタン国連代表部参事官)。
今回のサミットでは、初めて点字を読んで発言しました。パキスタンのMunir Akram国連常駐代表は、「パキスタンの立場をうまく表現してくれた」とSaleem氏を祝福しました。
この女性外交官の力強いスピーチは、政府首脳や一般の人々から特別な評価を受けました。「私だけでなく、国民も彼女をとても誇りに思っています」と、パキスタンのアリフ・アルヴィ大統領は語っています。才能のある人が活躍し、平等な機会と思いやりのある国、これが私たちの望むパキスタンです。
「Saimaは視覚障害者ですが、彼女の話し方は、彼女の心がすべてを見ているようです。あなたは、私たちの誇りです。」と、ファワード・チョードリー情報相はツイートしています。
37歳のSaima Saleem氏は、自分のことを「パキスタン初の盲目の公務員であり、視力ではなく洞察力を持った外交官」と表現しています。彼女は、視覚障害者として初めてパキスタン外務省で海外勤務する権利を得るために奮闘しました。CSS受験から外交官になるまでのすべての過程において、彼女は障害にとらわれることなく、見えない壁をすべて壊して自分の道を切り開き、2008年に外交官になりました。
彼女は、フルブライト奨学金を得て、ワシントンDCのジョージタウン大学外交政策大学院に留学しました。また、Kinnaird College For Women Universityで英文学の修士号を、Geneva Academy of International Humanitarian Law and Human Rightsで国際人道法の学位を取得しています。
彼女の兄であるYousuf Saleemは、パキスタン初の視覚障害者の裁判官です。
Translated from:
https://gulfnews.com/world/asia/pakistan/pakistans-first-blind-diplomat-wins-appreciation-for-unga-speech-1.82561361