中高生と考える“対話って何?”@原宿AIA高等学院'2024.5.16
記録✍️ー2024.5.16
授業のひとコマで、対話の時間
@原宿AIA高等学院
_きっかけ
れもんハウスで出会ったみかんちゃんが紹介してくれたオルタナティブスクール。
日頃から対話を大切にしておられるそうで、定期的に哲学対話の授業も行うそう。
メインで担当さている福田さん(先生)は、いつも明るく出迎えてくれるユーモラスな方。
”人を笑わせ、楽しませ、ともに喜び、ともに学ぶ”
そんなイメージの素敵な先生。
福田さんが「いいですよ!ぜひ!」と言ってくださり、
今回の対話タイムが実現した。
・
_対話タイム
授業の一コマ(45分)をいただいて、生徒さんたち(主に中高生)と対話の時間。
対話への参加は生徒さんの意思を尊重されているとのこと。
この日の参加は、
対面で2人、オンラインで3人、あと福田さんと私。
まずは自己紹介。
呼ばれたい名前・好きな時間(こと)・今の気持ち。
わくわく、眠い、雲の流れが速いなぁ…など
思い思いの「いまここ」の気持ちがテーブルに乗せられる。
今日の対話のテーマは「対話って何?」
何を対話だと思うかは、それぞれ少しずつ違う。
でも、誰かが間違ってるわけでもないし、
全然違ってるわけでもない。いろいろな意見が出る。
そういう「いろいろ」をテーブルに並べて知ることができるのが
「対話」なのかもしれない。
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_どんなルールがあったら対話しやすい?
・意見を言ってコテンパンにやられたら嫌だ
・人の発言に否定的ことを言わないのがいいんじゃないか
・「お互いの意見を尊重する」ってどうかな
・否定があってもいいんじゃないか、それは自由だと思う
・全部肯定されるのも好きじゃない
・肯定されるだけじゃ話が続かないよね
_話が続いた方がいい。話を続けたら、どうなる?
・相手の価値観がわかる
・相手の話を通して、自分の考えが深まる
・自分のことをもっと知れる
_話を続けるには、どうすればいい?
・積極的に発言する
・話しやすい雰囲気にする
・話しやすい話題から始める
このあたりで時間になり
チェックアウト(感想を一言ずつ)。
沈黙(自己対話)も大切にしながら、感じ考えた時間は
みんなにとっても良い時間だったのかなと思わせてくれるような
ほぐれた表情でのチェックアウト。
対話に関するご質問もいくつかいただいて、
興味を持ってもらえたようで嬉しい。
ありがとうございました!
オープンダイアローグで大切にされる「多声性」ーいろんな声があることが尊重され、歓迎されること。
今日の対話タイムは、多声的だった。
彼らが他の人と違う考えも素直に(心中葛藤があったかもしれないが)伝えてくれたから。
その背景には、AIAさんで受容的な場が育まれていることがあるのだと思う。
_これから
継続的に対話の時間にお邪魔させていただく予定。
対話を重ねる時間そのものが、対話的で尊い。
日常の息のしやすさにつながりますように。
どんなふうになっていくのか、楽しみ!