雨の日の子づれ遊びにぴったり!「がまだすドーム」が良すぎた…【長崎県島原市】
こんにちは!地方移住したモノ書き、ふとやまです。
先日、島原市の「がまだすドーム」という所に行ってきたのですが、子育て世帯にとって、とてもありがたく素晴らしい施設でした!
なぜなら、天気が悪くても子どもを思い切り遊ばせることができるから!!
いや、これは本当にありがたい。素晴らしい。
簡単に説明していきますと、そもそも「がまだすドーム(雲仙岳災害記念館)」は、長崎県島原市にある公共施設です。災害記念館、という名の通り、メインは1990年に始まった雲仙普賢岳の噴火と、それに伴う災害について学ぶための学習施設。
(ちなみに、「がまだす」は島原の方言で「がんばる」という意味。有明海を挟んだ福岡県大牟田市付近にも同じ方言があるのが興味深い。。。)
噴火当時の映像や貴重な被災資料、火砕流の速さ(時速100km…!!!)を体感できる常設展示がある、博物館のような施設ですね。
(今回は訪問時間が遅く、常設展示を見ることが叶わず…大人たちはそっちの方が見たかったので、必ず再訪しよう…)
で、今回がまだすドームを訪れた理由が、これ!「こどもジオパーク」です!
天気が悪いと家の周りや公園では遊べないので、こういった屋内施設は本当にありがたい。
到着したのは昼過ぎ。雨がパラつくどんより雲の下、いざ入館!
まずは腹ごしらえ!ということで、併設されているカフェスペースへ。
メニューはこんな感じ。
ある程度離乳食が進んでいる子どもであれば、うどんを食べられるのでいいですね。
もう少し大きくなれば、おにぎりやポテト、ナゲットなども選択肢に入るかと。
(パフェのビジュアルがなかなか衝撃的ですが、気にせず次に行きましょう。笑)
今回は「雲仙火山トルコライス」
と、「大地の恵みカレー(黒・中辛)」
を注文!
娘氏の今日の気分は
ポテトとナゲット。
メニュー表にポテトの写真を見つけたら最後、娘氏は、その誘惑に贖えないのである。おいしいもんね、ポテト。昨日も食べてたけど。
料理のお味はというと…おいしい!
公共施設や観光施設にあるカフェって、正直どこもレトルトや冷凍食品だよね、ってお味なことが多いイメージなんですが(あれはあれで嫌いじゃない)、ここはレベチ!
トルコライスのサラダの葉物は肉厚なのに硬くなくてシャキシャキだし、カレーは「普通にカレー屋さんのレベルやん!」って味だし、焼き野菜はどれも甘くておいしい!
調べてみると、使用している野菜は島原半島産のものばかりらしい。さすがは九州でも指折りの農業王国島原半島。普通に出てくる野菜たちがうめぇ。
そして、娘氏が食べているポテトが激ウマだった!そこらのポテトとはじゃがいもの風味がてんでちがう!
カリッ、フワフワ、ホクッ、じゃがいもの風味がホワ〜…!
さてはあれか、じゃがいも王国長崎が誇る赤土の聖地、雲仙市愛野町産なのかコイツは。うめぇ…明らかに市販の冷凍モノじゃねぇ…
・・・
と、農業王国の洗礼をボディ(胃袋)にこれでもかと受けたところで、本題の「こどもジオパーク」へ。
入場料は、大人も子どもも一律350円。常設展示とは別料金なので、どちらかだけの利用もOKなのが嬉しいところ。
ちなみに、大人1人の引率につき、子どもは3人くらいまでにしてね、と書いてありました。
それ以上になると目が届かないもんね。いや、ワンオペ3人引率もなかなかアレだけど。
現在は90分ごとの完全入れ替え制でして、一度に入場できるのは70人。事前予約はできませんが、入場券を購入した時点で係員さんが人数をカウントしてくれるので、列に並んだり我先に入場しなければ!というようなことはありませんでした。
カフェを利用する方は、先に入場券を購入してカウントしてもらい、それからカフェに向かえば、のんびりランチをいただけますね!
入場時間を過ぎても、90分の間は出入り自由なのも嬉しい。
「ほら!もう入場時間だから早く食べて!ジュースはいいからご飯食べてって!えぇ!?おしっこ!?だからさっき行こうって言ったでしょ!!」と声を張り上げる必要もありません。ノンストレス。
ちなみに、トイレはとてもきれいでしたよ〜。
手洗い場に踏み台がある優しさがニクい。抱っこして手を洗わせるの、大変なんですよね。
・・・
そんなこんなで、やっとこさこどもジオパークへ!
そこまで広いわけではないんですが、一度に70名しか入場できないこともあり、広々と遊びまわることができました!!
奥には小さな子ども向けのスペースも。
撮り忘れましたが、簡単なおままごとコーナーもありました。サークルでメインスペースとは仕切られているので、大きな子たちが近くで走り回ってヒヤヒヤすることもなし。
一番奥には個室タイプの授乳&オムツ替えスペースが2部屋あるのがナイス!わざわざ退場してトイレに行く必要なし!
90分間、ほぼノンストップではしゃぎまくった娘氏は、最後のほうにはこの有様。
帰りの車内でぐっすり寝ていましたとさ。
退場時は、受付のおじ様がニッコニコで「また遊びに来てね〜」って手を振ってくれてて、ほっこり。
娘氏は僕の肩で爆睡してて、ずっしり。
そんなわけで、雨の日の子どもづれに優しい素晴らしい施設、がまだすドームのレポでした!
こんどは晴れてて普賢岳を見渡せる日に行くぞ!
ここまで読んでもらえたことが、なによりうれしいです!スキをぽちっとしていただくと、30代の男が画面のむこうでニヤニヤします。