最近の入荷情報(2020.2.3)
どうもサトパン(@3104punx)です。
noteでの紹介が遅くなりましたが、最近パジャミンで入荷した音源を紹介します。いずれも国内バンドの音源です!
salt of life "A to Z"
日本を代表するメロディックパンクバンドの3曲入り音源。バーニングメロディックとは上手く表現したもので、胸がキュンキュンキュンと締め付けられる曲が並んでいます。
歌やギターのメロディーがいいのはもちろんのこと、salt of lifeの魅力は歌詞の載せ方なんですよね。日本語詞って速いメロディックパンクとの親和性があまりよくないのかなーなんて思うんですが、ソルトの場合は、上手く崩すことでめちゃくちゃカッコいい仕上がりになるんです。
あと、歌詞の内容も好き。具体的なストーリーが目に浮かぶというよりも、ある期間の感情の動きみたいなのを、いい具合に抽象的に歌っているので、きっと自分のこういう気持ちに近いんだろうなーって、想像しながら感情移入できるんですよね。
音源はカセットテープですが、デジタル音源のダウンロードコードもついてるので、テープを聞けない人もぜひ歌詞カードを読むために音源をゲットして欲しいです。
あと、salt of lifeは京都のメロディックパンクバンドって紹介されることが多いんですけど、今はメンバーみんなバラバラで、ライブ自体が貴重なんですよね。
今週末はsalt of life主催のライブが難波であるので、ぜひ関西のメロディックパンク好きはチェックして欲しいなって思います。
Forbear "10songs"
Forbearは東京のオルタナパンクバンド。今回のフルアルバムで初めてちゃんと音源を聞き込んだんですが、こんなバンドがついに日本に出てきたかーと興奮しました。
シューゲイザーやグランジなどの要素を取り入れたパンクロックは、CitizenやNothingなど海外のハードコアシーンを中心にここ数年盛り上がっている印象ですが、そのあたりの影響をビシビシ感じるバンドってなかなかいなかったなーと。
しかも、何かの焼き増しではなく、オリジナリティでもって上手くパッケージングして、Forbearらしさというべき世界観を作り出しているからすごい。うるさ過ぎず、けだる過ぎず、癒しの要素もありながらクールと感じるところもあるみたいな、まぁとにかくすごいんです。
ミュージックビデオを公開していたりと、ネットでも何曲か聞けるので、上の文章を読んでピンと来た人は、ソッコーでチェックかましてくださいね。
あと、こちらは関西ではないですが、今週末にレコ発が行われます。Forbear以外のメンツも、もはや完璧というしかない並び。関東の方はぜひ足を運んでみてください。
Summerman / No Edge "Split ep"
東京と鹿児島のインディーロックバンド同士のスプリット音源。どちらか片方のバンドが好きなら、絶対にもう一方も好きになる、そんな親和性たっぷりな組み合わせです。
Summermanは最近ライブを観れていないこともあってか、かなり実験的な2曲だなと感じました。ほのぼのとした優しさで包み込んでくるのがこれまでのSummermanだとしたら、今作はちょっとしたトゲが見え隠れするみたいな。海外のオルタナやパンクなど、幅広く影響を受けているメンバーならではだなぁと思います。
No Edgeは、音源をちゃんと聞くのが初めてやったんですが、こんなかっこいいバンドを聞き逃していたのかと悔しくなりました。正しく伝わるかは謎ですが、中高生のときに初めてスネオヘアーのウグイスを聞いたときのような、そんな青さが胸の中に広がりましたね。
bandcampで聞けたりとかはないですが、懐かしさや甘酸っぱさを感じる日本のロックが好きだって人には、自身を持っておすすめできる音源です。
こちらは少し先の3月ですが、リリースイベントが東京で行われます。
I Like Young Girl "Summer"
上で紹介したスプリットと同じく、Summermanが主宰する自主レーベルSuper Capsaicin Recordsからリリースされた音源。8曲入りのアルバムです。
聴いた瞬間、なんて人懐っこいメロディーだと思ってしまうキャッチーさ。初めてきいたのに、すぐあとを追っかけて口ずさみたくなるグッドメロディーなんです。
全曲に共通しているのが、物悲しい雰囲気を感じるということ。なんで季節外れのタイトルにしたんやろうって思いましたが、全体に流れるコンセプトが夏の終わりに抱く感情って考えたらしっくり来ました。勝手に。
物悲しいって言葉が与えるイメージは人ぞれぞれやと思うんで、ミュージックビデオが公開されているタイトル曲をとりあえず聴いてみてください。感情やられて、しばらく動けなくなるかもですが。
以上、最近パジャミンで入荷した音源の紹介でした。
最近でこそYouTubeやbandcampに音源をアップするバンドが増えましたが、それでも海外のバンドと比べると、まだまだネット上への"露出"が少ないように感じる国内バンド。
それでも、ライブをすぐ観れる、そして自分と似たような環境で生活している人たちが作り出した音っていうのは、国内バンドならではの魅力だと思うので、普段は海外のバンドを聞くことが多いって人にも、ぜひチェックして欲しいです。
ちなみに、パジャミンでは6000円以上のオーダーで送料が無料になります。今回紹介した4つの音源を購入すると、あら不思議、合計6120円!ちょうど送料無料になりますね。ということで、みなさんのオーダー待ってます!
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