【備忘録】ベンゾ減薬進捗14

この記事は、あくまで一個人の体験記録です。「私の身にこんなことが起こりました」という情報にすぎず、医学的・薬学的なアドバイスをするものではありません。

だいたい月に1回のベンゾジアゼピン減薬進捗です。
私のベンゾに関連する体験と、今までの減薬記録はマガジンにあります。

ジアゼパム減薬を本格的にスタートしてから480日以上経ちました。ピルカッターで錠剤をカットして漸減中。1か月に1回の減薬(約1か月ステイ)ペースです。

【前回の減薬からステイ中の体調変化(減薬日から2週間目~約4週間目)】
・引き続き夜中の火照り頻尿もろもろ祭りが1週間に1回のペースで出るのですが、その程度はずいぶん小さくなっています(慣れただけかも。)
・ヘマをして体調を崩しました(後述します。)そのためステイがちょっと長くなりました。

【今回(15回目)の減薬の結果】
・減薬率 90.6%
・朝夕の2回服用。前回夕分を減らしたので、バランスを考え、今回は朝分を減らしました。
・今回の減薬に対しての離脱症状と思う気になる症状は(減薬日から約1週間で、)特にありませんでした。体調はぼちぼち安定しています。

【ひとりごとのコーナー(ベンゾと併用しちゃダメなキノロン系)】
以前、記事に書いたけど(過去記事参照)ベンゾと併用禁忌な薬に、またまた出会ってしまいました。

鈍い腹痛が1週間続いて、ついに観念して私は近所の内科を受診。処方された薬は「クラビット」でした。
ハイ。出ました。
ニューキノロン系の抗菌剤。
ベンゾと一緒に飲んだらあかんやつ!!

私、ちゃんと聞きました。「先生、私はセルシンを飲んでいるんですけど、処方していただく薬の中で、一緒に飲んだらダメな薬はありますか?」
『ないです。』
先生即答。
あぁ、残念だわ…

そして、私は、
クラビットを。

飲んだ。
飲んだのです。500mg1錠だけ。

※私の責任で行った、私個人の人体実験です。
どんな薬にも個人差があることをご理解頂いた上で、お読みください。

どうなったか。

半日を過ぎた頃からめまい、手足のしびれ、肩の違和感、下半身の脱力(足に力が入らない)、胃の膨張感、胃痛、吐き気、全身の倦怠感、不安感が出ました。
これ、離脱症状ですよね…

翌日、内科へ。別の医師に私がセルシンを飲んでいること、前日にクラビットを飲んで上記の症状が出ていることを説明。離脱症状だと思っているんですがとは、こちらからはあえて言いませんでした。

結果、原因不明とのことでした。やっぱり、離脱症状だとわからないみたい。悲しいねぇ。

クラビットを服用してから丸1日経つと、いくつかの離脱症状はおさまっていきました。しかし、吐き気、胃痛、胃の膨張感(←多分、胃酸過多)は回復するまで1週間強かかりました。胃が弱いのは私の体質上しょうがないことなので、観念してやり過ごしました。
そして、今これを書いてる現在は特に気になる症状はなし。落ち着いています。(落ち着いてから減薬を進めたので、前述のとおり、ステイが長くなりました。)

ベンゾ服用中に抗生物質をどうしても服用せざるを得ない場合、マジでマジで注意深くあらねば!!

私は私で、わざと離脱症状を出すようなことに首を突っ込んで、痛い目をみちゃって、ほんと馬鹿です。離脱症状はつらいって知ってるのにね。反省。

~ ここから余談 ~

クラビットを服用して数分後から、唇のかゆみ、のどのかゆみ、のどの痛み、体の奥からこみあがる咳と呼吸のしにくさが出ました。約4時間で消失。
これらは、アレルギー症状ですね! ヒェェェェェ! 怖ッ!
(夜中に軽くじんましんも出たけど、これは離脱症状と区別つかないなあ 汗)

抗生物質でアレルギー反応が出たのは初めてだったので、これもまたびっくりしました。ベンゾ関係なく、クラビットはもう飲めないな。
ベンゾ離脱症状+アレルギー反応のダブルパンチでした…