【備忘録】ベンゾ減薬記録19

この記事は、あくまで一個人の体験記録です。「私の身にこんなことが起こりました」という情報にすぎず、医学的・薬学的なアドバイスをするものではありません。

だいたい月に1回のベンゾジアゼピン減薬進捗です。
私のベンゾに関連する体験と、今までの減薬記録はマガジンにあります。

  • ジアゼパム減薬を本格的にスタートしてから21か月以上経過。

  • ピルカッターで錠剤をカットして漸減。

  • 1か月に1回の減薬(約1か月ステイ)ペース。

  • 減薬終盤、1回の減薬量を落として軟着陸トライ中。


【前回の減薬からステイ中の体調変化(減薬日から3週間目~約4週間目)】

  • 3週間目の1週間、胃腸の調子が悪くて食欲が落ちました。(吐き気、胃の膨張感、お腹のハリ、便意のようなお腹の不快感)

ジアゼパム活性代謝物の離脱症状なのか、ただの夏バテなのか、ホルモンバランス&自律神経系の症状なのか、その他なのか… 私には判断できない。


【今回(20回目)の減薬の結果】

  • 減薬率 約 99 %(残り 1 %)

  • 夕1回の服用

  • 今回の減薬に対しての離脱症状と思う症状:
    減薬した日の夜中、軽い吐き気で目が覚めて、
    めまい(と言うか、脳が震えてるような変な感覚)と、
    再入眠後は眠りが浅く、覚醒を繰り返し、不快な夢を見続けた。

  • それ以降、減薬から2週間目までは、特に気になる体調不良なし。


【ひとりごとのコーナー1(夜中のお祭りについて)】

減薬を始めてから出始めた症状。特に減薬率50%の頃が最もひどかったと記録を読み返して思う。詳しい症状は、

・手のひら足の裏がアツアツになってきて、全身も火照ってくる
・頭、首、脇、背中など汗が噴き出る
・30分~1時間ごとに1回トイレ。毎回結構な量が出る
・眠気がこない
・歯の噛みしめギューギュー
・全身が緊張して、力が入っている。緩められない
・皮膚の感覚。虫が這っているような痒み、不快感が体全体に出る
・足がソワソワと落ち着きがない
・口渇
・目の違和感(乾いているような、目の奥が熱いような)
・暗闇で目を閉じても、とても明るく感じる
・鼻の違和感(鼻の奥が熱いような、匂いに敏感)
・イライラしている。普段なら気にかけないような小さいことが、とにかく気になる。ぐるぐる思考。

決まって夜中12時頃に始まり、明け方4~5時頃まで続く。そこから2~3時間気絶。起床時間は毎日固定なので、昼までダラダラ寝ることはなくて、昼寝もしない。その後、夜には睡眠不足を取り返すかのように寝てるんだと思う。ま、それでトントンになってればいいかなって感じ。

お祭りは、夕方以降に集中状態をつくってしまったり、寝る前に興奮するような出来事が起きてしまったりすると発動する。(医師には、いつも時間が同じなら夜間低血糖じゃないか? と言われもしたけど、調べたことはないからよくわからん。私的には、発動のきっかけがない日は普通に眠れてるから、自律神経失調と思うんだが…)

お祭りな夜間、私は何をするかというと、特に何もしない。イライラやソワソワに身を任せて、それが過ぎるのをただ待つ。布団に横になり、目をつぶっている。それだけ。

今までどうやって眠ってたのか、脳がそのやり方を忘れてしまった感じで、ほんとに不思議。眠たくなってきた~って感覚がなくて。目をつぶってジッとしてても、全然入眠しないのね。

でも、思い出せば私は子どもの頃からずーっと入眠が下手で、布団に入っても眠れないのが普通。睡眠欲が低くて、みんな寝る時間だから仕方なく寝てた感じ。できるのなら、ずーっと起きたままで好きなことをし続けたい人間なのです、もともと。

ま、そうは言っても眠れないと困るのは確かで。何が困るって、日中の生活に支障があること。体の倦怠感、ガチガチの首肩がきつくて動きたくないし、頭の回らなさで最低な気分になる。家の中でも外でも、身の危険を感じる瞬間がある。

疲労回復、ストレス解消も、眠れないと上手いこといかない。離脱症状が落ち着いていくには脳の機能回復と日々のストレスコントロールが重要なわけだから、できれば毎日グーグー寝たいところよ。

そんなわけで最近思うのは。ベンゾを飲み続けてきたこの5年、ベンゾのせいで「寝つきが良すぎた」んだなあ。それに脳が慣れちゃって、本来の自分の自然な寝方を忘れてしまったのかも?


【ひとりごとのコーナー2(資格試験でわかる体調の変化)】

昨年から資格試験を受けてきたんだけど、試験中の体調を観察すると、明らかに体調が良くなってきてるのがわかる。

最初に受けた簿記は、試験中に吐き気がずっとあって、あまり集中できなかった。私はもともと緊張して吐き気が出るタイプではない。だからこそ、まだまだ体調が悪いのがわかった。夜中のお祭りがピークに激しい頃。
(2017年に体調を崩す直前にも、緊張する場面で吐き気が止まらなくなってた。でも、ストレス症状だとは当時は気づいてなかった。)

今年に入って危険物取扱者を受けたときは、吐き気はなかったんだけど、やけに全身に力が入っていた。あと、まだ頭に靄がかかってる感じだった。

最近受けた登録販売者は減薬が終わりそうな頃で、頭がすっきりしてたし、吐き気も全然なくて”私の普通の状態” にすごく近くなってた。長時間の試験も全然大丈夫だった。

ここまで体調が良くなったのは、減薬が進んだことと、時間経過による自然発生的な変化(時間薬)、この2つの効果だと思ってる。