演じるということーわたしの趣味
私は、演じる事が好きだ
本格的にしているわけではないし、女優や、声優を目指す訳でもないけれど
ただ、好きなのだ
自分以外の誰かになりきる、それだけでワクワク楽しい
私が最初に演じた記憶を辿ってみると、それは、子供の頃のごっこ遊びだった
それから、何かのキャラクターの声真似をしたり、格好を真似してみたり
最初はそんなことだった
でも、以外に?そうして大人になるまで、演技と言えるような演技はほとんどしてこなかったと思う
初めて、アフレコをしたいと思い立ち、始めたのは、21歳くらいの時か
猫の恩返しというジブリのアニメ、これを初めてまともにセリフ読みをした
それも、演じたい場面は動画にとって、声も録音し。動画として完成させたりするほどだった
動画として完成させる作業はほぼ妹がしてくれたけど
演じたのは私と妹とで、何役もある役を二人で分けた
今思えば、よくあそこまで作れたものだと思う。
その動画は、今や宝物のような思い出の品になっている
しかし、あの頃の私、アフレコとか始めたばかりの私はとんでもなく下手だった
今見返しても思わず赤面してしまうくらい下手なのだ
でも、あの頃のわたしにはあれが精一杯だった
妹は結構最初からうまくて、ネコ王なんかはまり役だった
「その音楽、やめえいーーーーつ、貴様いったい何ものじゃーーーー!!」
ここの迫力なんて中々上手だった
私のセリフで、感じが出てるんじゃないと言われた所は、ナトルの、「明日より、あなた様にたっくさんの幸福が訪れるでございましょー」のとこくらいか
声質があうとは言われたけれど、うまいとはとても・・
でも、色んなキャラクタ―ができたのはとても面白かった
それ以降、いろんな役をセリフを出して、やっていった
例えば、魔法にかけられて、例えばガラスの仮面劇中劇の二人の王女
二人の王女の演技はそれこそ独特でやりがいがあった
寒い・・なんという寒さ・・凍り付くようだわ・・私の、ても‥足も・・かみ・・のけさえも・・
ここをいかに寒く聞こえるか、練習したっけ
それから、オリゲルドの最後の方、弱さを初めてさらけ出すシーンなどはもう何度やったか分からないくらい練習した
それがなかなか難しくて・・ただの、弱いオリゲルドになってしまう
「あなたには分からない・・この世は地獄よ 信じれば裏切られる 愛すれば利用される 背中に剣の先を感じながら生きてきたわ・・(略)そうよ!あなたの言う通りよ 心やすらかな日など一日も無かったわ! 幸せだと感じる日は一日も無かったわ!・・」
のところや、「お願いよ、アルディス!私に不幸を気付かせないで!私に愛を気付かせないで!一生よ・・一生私はこうやって生きるのよ・・地獄の中で・・アルディス・・!!」
ここのセリフなんか、ほんとに繰り返し言って泣きながら言ってみたり、何回も練習した
そうして少しはうまくなったのかもしれない
また、レイトンのゲームをしながら、セリフが出てくるところは演技して遊ぶ、という高度な遊びもしていたりする^_^;
でもでも、いまだに出来ない、上達しない演技というものもある
それが笑い声だ
いつまでたっても上達しないのかも
わたしが自然に笑おうとすると、まるで笑い袋みたいな笑い声になってしまい、自分でもそれにうけてほんとに笑ってしまうという、変な状態になるのだ
せめて少女の軽やかな笑い声、これくらいはマスターしたいなんて思っていたりする
逆に、大魔王の笑い声とかの方が、やりやすい
なんなんでしょうね(^◇^;)
ともかく、演じるということ、それは私にとって大きな、それも日常的な楽しみの一つ、なのである