謎解きにハマりすぎてリボ払いに手を出した話
謎解きとは何の関係もありません。ただの身の上話です。
私が今から8年前くらい…だいたい2016~17年頃、謎解きにハマりすぎてガチで金欠になった挙げ句、禁断の「リボ払い」に手を出してしまい……結果として死の淵を彷徨った時の話です。
リボ払いは絶対にやめよう!!!!!!
今だからこそ話せる、地方公務員時代の仕事や給与の話や遠征時代の思い出話、そして怖い怖いお金の話をベースに、自分が田舎暮らしから上京するまでの「闇深い身の上話」をお送りします。あえてプレミアムでなくメンバーシップ全公開。
リボ払いは絶対にやめよう!!!!!!
一日外出券的な遠征プラン
時は2016年頃に遡ります。
謎解き業界的には「君は明日と消えていった」「竜王迷宮」「黒き暗殺者からの脱出」、タンブルウィード結成、「キャン×ガク」くらいの時期。
いい時代だ。
当時の私は福島県会津のド田舎に暮らす超遠征勢。
2014年頃に謎解きにハマり、最初の数年は新潟や仙台までしか足を伸ばしていませんでしたが、どんどん謎解き好きは加速していき、気づけば毎週末は高速バスで片道5時間をかけて東京、高速バス+新幹線で片道8時間かけて大阪まで通っていました。
夜行バスは謎解き時のパフォーマンスに支障をきたすため極力使用しなかったです。疲れて無理。
土曜の始発(AM4:30発)の高速バスに乗り、東京に9:30頃到着。
朝マックを摂取し10時回の公演へ。色々ハシゴして新宿歌舞伎町の奥にある安い安いカプセルホテルに宿泊(一泊2,000円〜3,000円)。
翌日もバリバリはしご。空いた時間には東京でしか見れないインディーズ映画とかを見たり、なぞともカフェの新作を遊んだり、おいしいラーメンも食べたりして「東京エンタメ」を満喫した後、18時頃新宿バスタ発の便でバスに5時間揺られて会津へ…。
なんやかんやして24時頃に帰宅。就寝。そしてはじまる月曜日…。
さながらカイジの「一日外出券」で地上の楽園を満喫する債務者のような週末を送っていました。今じゃ考えられない…この頃は若かった…。でも本当に楽しくて驚きと興奮と熱狂に溢れた週末でした。
すべての謎解きイベントに「熱狂」していた。
当時はSCRAP店舗行脚が中心
「そんなに毎週行く?」「公演そんなにある?」って思うかもしれません。
当時はタンブルが結成したくらいの時代。
基本「公演」はSCRAPやよだかが中心。それ以外だとなぞともCUBE等を入れても、現代ほどの「イベント数」はなかった。
しかし、当時は今よりもSCRAPの常設展が多く、その店舗によって開催している公演も違うことがほとんどで。遠征=店舗行脚だったような記憶があります。
京都まで魔王城遊びにいったり、心斎橋OPAでコナン遊んだり、名古屋のナゾマスターカードを狙ったり、福岡までラジオ放送局遊びに行ったり、それはまぁ全国を色々行ってました。でも鹿児島とか沖縄は行けなかったな…。
なるべく安価な高速バスをメインで使っていたとはいえ、宿泊代、ご飯代、公演代、グッズ代(昔はいまに比べそんなにグッズは無かったが)、もろもろ合わせて毎週3~5万円は確実に飛んでいた。
本当に遠征三昧の日々でした。後楽園ヒミツキチの初代潜入ゲームに遠征で通ったりもしてましたね…。結局後楽園ではクリアできず名古屋のナゾコンで奇跡的に再演行われたタイミングでクリアできました。
初代潜入ゲーム、めちゃくちゃおもしろかったな…ベスト体験型ゲームの1つ。
地方公務員の現実
当時私の仕事は地方公務員。
人口3000人規模の過疎地域の町役場職員です。
万年繁忙期で年に取得できる有給は3〜5日程度(使ったのはほぼすべて体調不良で休んだ時)、ボランティア休日出勤やサビ残は当たり前。年々職員数は削減を求められるのに業務量は減ることなく増えていく。
「公務員=ホワイト「公務員になったら一生安定」そんな世間のイメージとは真逆のヤバい環境でした。本当にガチでマジで若手は忙しい。
そして地方公務員は……給与が安い。
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