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忙しいあなたでもできる! 家庭と仕事を両立する2つの方法

「娘のこと好きじゃないの?」

生後6ヶ月になる娘と妻のために、在宅フリーランスのWebライターとして一生懸命に仕事と家事をやっていた僕にとっては、想像以上にショッキングな言葉であり「こんなに仕事と家事をやっているのにひどい!」と思った。

今回は夫婦で考えた「家庭と仕事を両立する方法」を紹介します!


「家族の時間」が取れていなかった

当時の僕ら夫婦の役割分担はこのような感じです。

僕:仕事9時間・家事2時間・育児1時間(起きている時間16時間)
妻:仕事0時間・家事4時間・育児6時間(起きている時間14時間)

起きてる時間も僕の方が長くて、すべての作業時間も長い状態でした。

「何がいけないんだろう?」

妻がいうには

・一緒にお風呂に入る
・本を読む時間を作ってあげる
・離乳食を作ったり、食べさせる
・娘の成長したときのイベント企画(百日祝いや写真撮影など)

これらすべてをやっていて、僕が育児をやっていないときの方が多いので、妻が「子どもに関心がないのでは?」と思って怒っていたのです。

そこでさらに「家族の時間はある?」と……

考えてみると僕は、娘のオムツを替えとミルクを作って飲ませることに満足して、その他は妻に任せきりでした。

心の中で「妻の実家がすぐそばにあって、僕がたまに家事をやっていれば、妻の育児と家事がやりやすくなるだろうし、家庭は問題ないだろう」と思って家事と仕事をメインで担当していたのです。

けれども、お互いの認識が違いました。

妻は僕と娘が関わる「家族の時間」が圧倒的に少ないのが気に食わない。

家庭を充実させるためには、「家事と仕事をしていればいい」だけではなかったんです。

そこで初めて、家事と仕事に育児もやって「家族の時間」を増やすことが家庭の充実につながると気がついたんです。

また僕は家事と仕事ばかりをやっていて、娘との関わりが少なくなっていることに悲しさを感じました。

「家族の時間」も少しは過ごしてきたけれど、心は充実していませんでした。

「たしかに、娘と過ごせる時間が増えたらいいな…」

家事と仕事が回ることばかりに集中して、肝心の「家族との時間」をおいてきぼりにしてしまったんです。

在宅ワークは、予定を合わせやすくても、意外に忙しくて家庭と仕事を両立できずに「家族との時間」が少なくなりがち。

実際、在宅ワークで「家族の時間」を増やすためには、怠けずに家事・育児・仕事の作業を効率的に行う努力が必要です。

「いや、今まで精一杯やってきたのなら、さらに『家族の時間』を作るなんて無理でしょ」と感じる方もいるでしょう。

けれども家族の時間も充実させて、家庭と仕事を両立させるのが僕たちの願望なので諦められません。

そのために在宅ワークができるフリーランスになったのですから。

一生懸命に考えた結果、家庭と仕事を両立するために、僕たちは以下の2つを実践することにしました。

1.家庭と仕事を両立するためにお互いの要望を話しあう
2.次の日の予定を1日の終わりに確認しあう

1.家庭と仕事を両立するためにお互いの要望を話しあう

まずは、どちらも相手のことがわかっていないと、ケンカのもとやストレスになるため、家庭と仕事を両立するための要望を話し合いました。

【僕の要望】
・夜11時までには寝たい
・仕事に集中できる日を週3日は取りたい
・特定の家事を2人で効率よくできるようにしてほしい

【妻の要望】
・夫に育児の時間を増やしてほしい
・育児でわからない部分を2人で調べて作業したい
・娘が成長したときのイベントを一緒に考えてほしい
・夫の休みを週2日にしてほしい(それまでは1日と半休)
・夜に夫婦でテレビやお菓子が楽しめる、ゆっくりした時間がほしい

こう見ると、どちらもわがままなことを話している…。
妻の要望が想像以上に多かったです。

話してみると娘が生まれてから、相手に対しての期待値が変化していることに気がつきました。

育児で日常が急に変化してお互いに要望も変化するため、何も変わらずに相談しないままでいると、ストレスがたまるのは当然です。

「家事+仕事」から「家事+育児+仕事」になると、それぞれで使える時間が減って毎日のバランス調整が大変になります。

けれども僕たちは、誰がなんと言おうと家庭と仕事を大切にし、「家族の時間」を取り戻してわがままに生きたい。

要望を話し合っていざ実践すると、理想の生活に少しずつ近づいているのがわかりました。

しかし、課題も見えてきました。

1.どちらもお互いが予定している作業を可能な限り把握する必要がある
2.どう考えても早起きが苦手な2人が朝6時に起きなければいけない日がある
3.「仕事で忙しいとき」と「育児で大変な日」がかぶらないようにお互いの予定を合わせる必要がある

「1.」「2.」は、なんとかできても「3.」は毎日のことなので、予定決めはサボらず続けなければなりません。

けれども、どちらも面倒くさがりなので、予定をノートに書き込んだり、アプリで入力しても三日坊主で終わっていて、なかなか続けられない。

どうしたらいいのかわからず、継続的に予定を合わせる方法を探すのに苦労しました。

そこで見つけたのが、夜に僕が次の日のタスクを妻と共有して話すことでした。

なぜ僕から妻に共有するのかというと、僕の予定の方が妻よりもイレギュラーなためです。

・急な案件があれば、予定がずれやすい
・妻が僕の予定を知っていた方が動きやすい
・毎日どの案件に取り組んでいるのかは僕がもっとも知っている
・妻の作業は家事と育児で固定化されていて、理解しやすいため共有が不要

これらの理由から僕がお互いの主な予定を決める方が、家庭と仕事を両立できると思いました。

妻が毎日育児の記録をつけていて、僕が妻の作業を理解しやすく助かった。

2.次の日の予定を1日の終わりに確認し合う

「次の日の予定を1日の終わりに確認し合う」方法は、シンプルです。

僕が妻と予定の認識を合わせて、家事と育児の作業をタスクとして入れておくだけ。

僕:「明日って重要な予定入ってる?」
妻:「〇〇が入っているよ!」
僕:「じゃあ、タスクに入れておくね」

その際、決めたルールとしては、以下の通り。

1日の途中で予定を変更しないこと
1日の終わりに確認すること
入れるタスクは6個まで(必ず終わらせるため)
もし途中で予定を入れる場合は、入れた人が率先して作業すること

ルールを決めて1日の終わりに次の日のタスクを確認を行った結果、妻と話すことも増えました。

1週間先の予定を決めるのではなくて、次の日について話して予定に書くだけなので、3日坊主でも続けやすい。

もし、お互いが疲れて予定を決め忘れても、1日分の予定だけを次の日の朝に妻と決めればいいので、予定決めに挫折することがなく立ち直りやすい。

やることが明確になったおかげで、「〇〇してよ!」「〇〇だから今できないよ」などのちょっとした喧嘩が減りました。

なお、タスクを記入する際に使っている手帳は、これ。

手帳とLINEにタスクを書き込んで、妻とタスクを確認しあっています。

次の日の予定を1日の終わりに確認すると、結果的に自分たちの中ではバランスの良い作業時間になりました。

僕:仕事8〜9時間・家事1〜2時間・育児2〜3時間(起きてる時間16時間)
妻:仕事0時間・家事4〜6時間・育児5時間(起きてる時間15時間)

また、家事・育児をタスクとして入れているので、メリハリが良くなり、仕事をずるずると次の日に持ち越すことも減りました。

  • 1.家庭と仕事を両立するためにお互いの要望を話し合う

  • 2.次の日の予定を1日の終わりに確認しあう

ある程度「家族の時間」が取れるようになって、家庭と仕事を両立させられるようになったので、2つの方法は続けていきたいと思っています。

では、また!

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