記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム 雑感

※本記事はネタバレを含みます。


NETFLIXで2024年10月17日から配信された「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」について、つらつらと書き散らかしていきます!

モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差だった

ガンダム怖い

登場シーンはゴジラ、何度でも甦ってきたりいきなり現れて皆を恐怖のどん底に陥れる姿はターミネーターエイリアンを彷彿とさせます。
ジオン軍パイロットから見たら恐怖でしかありませんね。

この機体、最初は陸戦型ガンダムだと思っていたのですが、Wikipediaを見たら

RX-78(G)E ガンダムEX
地球連邦製MSのうち、地上戦に特化したプロトタイプの1機。

Wikipedia

とありましたので、今作のオリジナルらしいです。
ちなみに陸戦型ガンダムの型式はRX-79(G)

パイロットの名もなき少年はニュータイプ?
ヒートサーベルがコクピット直撃じゃなかったので、生存している可能性大と見た。


61式戦車も怖い

アニメやゲームだとモビルスーツのパイロット目線なので、連邦軍の戦車や戦闘機なんかまとわりついてくる虫程度にしか感じていませんでしたが、歩兵から見たら普通に恐怖の存在ですよね。

(他作品で既出なのかもしれませんが)ガンダムシリーズにおける歩兵目線での戦車戦は新鮮に感じました。

ジムはあんまり怖くない

ただ、ジムは…うん、まあ…いつもの感じですかね。
なんででしょう、ガンダム程の圧を受けません。
見ているこちらに(所詮ジムだし)というバイアスがかかっている可能性もありますが…笑

どんな状況でもガンダム投入で全てひっくり返る

「モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差ではないということを教えてやる!」

シャア・アズナブル少佐(当時)の有名なセリフですが、この作品においてはガンダムが現れたら基本詰みでしたね笑

しかも乗っているパイロットはおそらくニュータイプ
イリヤ大尉が生き残れたのは奇跡に近いです。

ただ、そこらへんの演出については少し物申したいところがありますので後述します。

深堀りしたくなる登場人物

イリヤ・ソラリ大尉

ジオン公国軍MS部隊「レッド・ウルフ隊」の隊長を務める女性大尉。
かつては有名なヴァイオリニストであり、夫で同じ音楽家のダルトンや息子と生活していた。
独立戦争が始まってからは息子を両親に預けて従軍するが、本編の数か月前にダルトンを空爆で失う。

Wikipedia

なんでヴァイオリニストとしてのキャリアを捨てて従軍したのかはわからず仕舞いでしたね。
旦那や息子の復讐か何かかな…と薄っすら予想していたのですが、旦那は戦争後に空爆で死に、息子は存命とのこと。
元々従軍経験があり、予備役か何かだったから招集されたのでしょうか?

ただ、彼女は作中でも示唆されていた通りニュータイプの素質を伺わせており、MSパイロットとしての能力はかなり優れているのでしょう。
戦果も抜群に挙げているに違いありません。
なんせ1年にも満たない期間で大尉に任官され、荒くれ者達を率いてMS部隊の隊長を務めているんですから…

ニーランド・ルショーン少尉

レッド・ウルフ隊パイロットの一員で、当初のコードネームはチャーリー。
後にブラボー。
チャーリー(C)からブラボー(B)に呼ばれ方が変わり、ちょっと嬉しそうにしている描写について何も説明が無いのが粋ですね。

これに限らず、この作品ではナレーションや説明セリフ等が極力そぎ落とされており、ソリッドな印象を受けます。
ついてこれるヤツだけついてこい!的な作りは嫌いじゃありません。

ロルフ・ロネ少佐

器が小さそうで、いい奴とやな奴を行ったり来たりするとこがミスターサタンっぽい笑

ユーリ・ケラーネ少将

ずいぶん傾いた人が出てきたな、と思ったら「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」の登場人物だったんですね。
履修してないのでわかりませんでした笑

ヘイリー・アーフン少尉

傾いていると言えば、こちらも忘れてはいけません。
個性派ぞろいのジオン軍の中でも異彩を放つパンキッシュな出で立ち。
実力があればジオン軍は大抵のわがままを許してくれるんだなあ…と思っていましたが、登場人物の説明に

上官からの度重なる叱責と懲罰を受けてもくじけず、独自のパンクスタイルを貫いている

機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム 公式サイト

とありましたので、しっかり怒られているみたいです笑

気になったところ

ガウのマーシャラー

レッドウルフ隊が出撃する際に誘導していた人です。
映像を見る限りでは命綱らしきものは見受けられませんでしたので、普通に危ないと思いました笑
高所作業時は安全帯を必ず使用しましょう!ヨシ!

ヘイリー・アーフン少尉の潜入作戦

顔のタトゥーは絆創膏で隠していましたが、鼻ピは外した方がいいんじゃないでしょうか笑
暗くてよく見えないのですが、少なくとも連邦軍の軍服に着替えて歩いている時点ではそのままでした。

潜入作戦自体も、塀を乗り越えてジムに向かうだけの力技。
こんなガバガバミッションに同行しろと命令されたら、思わず天を仰いでしまいそうです。

ユーリ・ケラーネ少将の存在感

なんかうまく説明できないのですが、作品内で浮いてる気がするんですよね。
なんとなく動きがぎこちないというか…
また、声優さんも08小隊の時と同じとのことですが、どことなく違和感を感じてしまいました。
別作品からのカメオ的な出演だから、というでもなさそうですが…?

ピンチになったら味方が助ける

いや、いいんですよ、助けなかったら死んじゃうんですから。
ただ、助け方がワンパターン
敵に狙われる → 逃げられそうもない → 横や後ろから味方の銃撃
という展開が何度あったことか…
なんて言うか、もう少し助け方のバリエーションが欲しかったなあ。

地球に残ったイリヤ大尉

謎です。
生きて息子と再会することだけが彼女の望みだったはずなのに、どうして?

その理由は、連邦軍の名前も知らないニュータイプらしきパイロットと心が通じ合ってしまったことが原因だと推測されます。
ララァと心を通わせた直後に彼女を失ってしまったアムロの如く、ガラリと人生観が変貌してしまったのでしょうか。

もうすぐジオンが敗北してしまうという事を知っている身としては、彼女の選択が非常に物悲しく感じてしまいます。
逆に考えれば、地球に残ることでソロモンやア・バオア・クーでの激闘に参加せずに済み、結果的に生き残る可能性が高まったのかもしれませんね。

結論:ガンダム好きなら見た方がいい

ストーリーはシンプルで、登場人物も少なめ。
全6話、1話あたり20分くらいですので一気に観られます。
ファーストガンダムを押さえておけば、そんなに予備知識も入りません。

逆に、ガンダムを全く知らない初見の人やSEED世代にハマるかどうかは不明です。
負け戦や撤退戦が中心なので、スカッとした戦闘シーンを求める人には向いてないかもしれませんね。

それでも、ちょっとでも気になっている方は観た方がいいと思いますよ。
ガンダムが敵に回った時の恐ろしさを味わってみてください!


気に入っていただけましたら「スキ」をポチッとお願いします🙏
コメントもいただけると非常に励みになります!
何も書くことがなければ👍をコピペしてくださいね💕
フォローしてもらえたら歓喜の極み!

パイパンの女の子とのイチャイチャ体験を紹介するブログを運営しています。
失敗したくない方は、ぜひともご訪問ください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?