藤子・F・不二雄大全集を100冊持っている男が「ドラえもんのどら焼き屋さん物語」について語りたいこと
まいど!くみちょうです。
今日はドラえもんのゲームとF先生のことを書いていくよー。
ドラえもんのどら焼き屋さん物語とはどんなゲームなのか
ドラえもんのゲームではない
発売元であるカイロソフトの商品説明には
なんてさらりと書いてありますが、プレイを進めていきますと藤子・F・不二雄ワールドの要素が詰まりまくっているとんでもなく濃い作品ということが分かってきます。
お客さんで現れるのは、パーマンやキテレツなどの有名どころから、ミノタウロスの皿、カンビュセスの籤といった
おいおい、食べ物を扱うゲームでそれ出すのかよ…
と、ゾクゾクするようなキャラまで登場!
どうかしてます(褒め言葉)。
さらに、イベントで現れるキャラや近所の人として現れるモブたちもどこかで見たことあるような人たちばかり。
発売元のカイロソフトには猛烈なF先生のファンがいるのでしょう。
その情熱がゲームの端々から溢れ出てしまっています。
ドラ焼き屋さんのゲームでもない
ちなみに、ドラえもんたちは開始早々にどら焼きだけでなく大福の販売を展開。
そこから和菓子だけではなくケーキやプリンなども売り出す総合菓子メーカーへと変貌していきます。
というわけで、「ドラえもんのどら焼き屋さん物語」という名前に釣られてゲームを買った方は、タイトル詐欺だとカイロソフトを訴えたら勝てるかも知れません(勝てません)。
ゲームの流れ
プレイヤーはどら焼きなどのお菓子を作り、お客さんのリクエストに応えていきます。
そうしますと新しいレシピを開発できたり、お店を拡張して設備やインテリアをアップグレードすることができるようになっていきます。
ストーリーを進めつつ、最終的にはコンテストやランキングで1位を取ったりと色々な目標のクリアを目指していきます。
実際にやってみた感想
サクサクとゲームを進めていくことができますので、難易度はそれほど高くありません。
やり込み要素はあるものの、普通にプレイしていればあっという間にカンストしてしまうと思います。
ですので、経営シミュレーションゲームとしては歯ごたえがないと感じる方も多いかも。
ですが、
こんなところにこんなキャラが?!
こんなアイテムまで!
といった驚きと喜びを味わいたいF先生ファンにとっては、至福の作品だと言えるでしょう。
もちろんくみちょうもニヤニヤしながらプレイしてました。
こだわりが感じられるところ
原作準拠
F先生が創作したキャラしか出てきません。
何を当たり前のことを言っているんだ?と思われるかもしれませんが、F先生が亡くなられた後に作られた大長編ドラえもんのキャラクターなどは一切出てこないということです。
くみちょうだけかもしれませんが、F先生が亡くなられた後のオリキャラってあまり愛着が持てないんですよね…
ちょっと関係ない話をしてしまいますが、くみちょうは時々根底を覆すような設定変更をやらかしてくれるのが本当に許せません。
例えばドラえもんの「ねこあつめ鈴」について、
のような、よくわからない後付け設定や感動エピソードを付け加えたり、
というジャイアンの名台詞を、人の痛みも我が痛みのように感じ、人のために全力を尽くす!という、ジャイアンの男気があふれた言葉という男気溢れる風に改変してしまったり。
新キャラを出したり、新しいひみつ道具を出すのはいいでしょう。
ドラえもんたちを使って新しいお話を創り出すのも構いません。
でも、物語の根幹を覆すような設定変更はダメでしょ…
お前らはF先生の偉大な遺産を使っておまんまを食っているんだから、変なことしないで粛々と作品を作っていけばいいんですよ。
それができないのならもうやめちゃえ。
…すみません、ちょっと脱線しすぎました。
ゲームの話に戻りますね。
トレーニングの演出が細かすぎる
ドラえもんたちの能力をあげるために色々なトレーニングが用意されているのですが、射撃や昼寝ざぶとんのトレーニングではのび太がレベチの技を披露していたり、ピーナッツやスパゲティを食べる訓練ではおなじみのあのシーンが再現されていたりと、元ネタを知っている人はニヤリとしてしまう演出が多数用意されています。
愛に溢れたこだわり
他にもしずかちゃんの呼び方が「しずちゃん」だったり、ジャイアンが探索に行かないとツチノコが発見できなかったりと、知る人ぞ知る的なこだわりが満載ですので発見するたびに嬉しくなってしまいます。
結論:買え
F先生が好きならマストバイ
以上、簡単にゲームの紹介をしてきましたが、F先生が好きなら四の五の言わず買いましょう!
スマホのやSwitchで遊ぶことができます。
価格はなんと2000円からと激安プライス!
これはもう実質無料と言ってしまっていいのではないでしょうか?
ついでに藤子・F・不二雄大全集も買おう
ゲームを十二分に楽しむには、F先生の作品を読み込むことが不可欠。
ドラえもんなどのメジャータイトルはすぐに手に入ることができると思いますが、現在では全集でしか読めない作品のキャラも多数登場してきますので、思い切ってまとめ買いをしてしまってはどうでしょう。
しかしながら、現在は紙での販売は絶版になっており、電子書籍でしか売られていない模様です。
ですが、全巻揃えるとなるとかなりのボリューム感ですので、むしろ電子で買った方が良いかもしれませんね!
なんで全集を100冊しか持っていないのか
ここまでF先生愛を語っておいてなんですが、くみちょうはタイトル通り藤子・F・不二雄大全集を100冊しか所蔵しておりません。
100冊持っていれば十分なのでは?と思っていただけると嬉しいのですが、大全集は全114冊(追加・別冊を除く)なんです。
くみちょうは配本1期から3期まではセットで全て購入していたのですが、4期は買うのを見送ってしまいました…
というのも、4期の作品は小学校低学年以下の子どもたちを対象としたものが中心で、大人が読むにはちょっと物足りないんですよね。
コレクションとして持っておこうかとも思いましたが、大全集は前述の通り結構なボリューム感。
読まない本を置いておくのも気が進まないので、結局買わずに済ませてしまいました。
しかしながら逆説的に言わせていただきますと、幼児向け以外の藤子・F・不二雄作品は大人でも十分鑑賞に耐えうる…いや、すっごく面白い!
藤子・F・不二雄はいいぞ
藤子不二雄?そんな子供向けマンガなんて…と思っている方がおりましたら、先入観を取り払って一度読んでみてください。
有名どころで言ったらエスパー魔美あたりがおすすめかな?
または大人向けのSF・異色短編でもよいでしょう。
ネット民なら一度は目にしたことがある画像を目にすることになるかもしれませんよ!
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