直接観察
<2022年3月5日(土)>
論文ネタになりそうなので、備忘録。
「プロセスコンサルテーション」を行う際の1つの手段が、プロセスQAです。直接観察とか三現主義という言い方のほうがなじみ深いかもしれませんね。
※QA:Quality Assurance
例えば会議運営のコンサルテーションを行う場合の第一歩は、実際に現場に赴き、邪魔にならない場所で観察を行うことから始めます。介入は一切NG。ポイントは会議の内容自体ではなく、あくまでプロセス(手順の面)に着目すること。会議終了後、「プロセス面で3つ褒める」、「もっとよくなるポイントを1つお話する」ということを心がけています。
コンサルテーションの理想形の1つのステップは、以下ですね。
(1) チョコレートを配る(相手の警戒心を解く)→◎
(2) まず話を聞く(現状を正確に把握する)→修行中
(3) 相手に寄り添う(味方として認識され、相手のモチベーションを上げる)→修行中
再発防止の共有会、夜勤から日勤への引継ぎ会など、入院期間中に医療現場の観察をさせていただく機会に恵まれました。命が関わる問題のため、一般の会議(利権・主導権・出世争いなどの私利私欲が中心???)とは真剣さが違い、今後のお仕事に真摯に生かさないといけないと思いました。勉強になることが多いです。