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【活動報告】スタディーツアー報告会
こんにちは!Paint The Worldスタディーツアー担当の牧野です。大変遅くなってしまいましたが、10月5日に第一回と第二回スタディーツアーの報告会を対面とオンラインの同時開催で行いました。今回はその様子をお届けします!
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再会したツアーの仲間たち
今年の2月と8月に開催された過去2回のスタディーツアー。せっかくタイに行って感じたことや考えたことを共有する場が無いのはもったいないと思いました。そこで、過去のスタディーツアー参加者間の交流や意見を交換する場として、またツアーに興味がある方が参加者のリアルな声を聞ける機会として、今回のスタディーツアー報告会を開催することになりました。
当日は、ツアー参加者だけでなくスタディーツアーに興味を持って話を聞きに来てくださった方もいて、合計で29名参加してくださいました。来てくださった皆さんありがとうございました!関東以外の地域に住んでいる方もオンラインで参加していただき、対面参加ではカフェを貸切で使わせていただき、久々の再会に盛り上がっていました。
ツアー参加者の報告
今回の報告会では、ツアー参加者からツアーに参加したきっかけ、印象に残ったこと、そしてツアー後の変化や今後どうして行きたいか、展望などを話していただきました。詳細はこちらのnoteにてツアー参加者へのインタビュー企画も行っていますのでぜひご覧ください。
スタディーツアー参加者インタビュー企画↓
当たり前と言えばそうかもしれませんが、同じ時に同じ場所に行っても印象に残った点や感じ方はやっぱり一人一人違うんだな、とツアー参加者の話を聞いて感じました。その中でも、「幸せ」についてや、「支援」について、ツアーに行く前と後で考え方や捉え方が変わったと語っていた参加者が多く印象的でした。
例えばスラムでの生活。「大変そう」「辛そう」など先入観をどうしても持ってしまいがちですが、実際にスラムで暮らす人々から「ここで生活ができているからいい」と聞いて現地と「外の人」の間にギャップがあると感じたこと、何を幸せと感じるかは人それぞれだということ、幸せに気づく力が大切だということ。多くの参加者にとってツアーは「幸せ」について再考するきっかけになったようです。
支援についても、実際に現地で「見て感じたことを伝えてほしい」という声や「忘れられることが怖い、忘れないことが最大の支援だ」という声を聞いて、知ることやそれを伝えることも支援のあり方の一つだと気づいたと話していた参加者がいました。参加者間でも自分とは違う考え方を知ったり、自分が考えたことや感じたことを共有できる良い機会になったと思いますし、そこで新たに得たことをぜひ今後に活かしてもらえたら嬉しいです。
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「行って終わり」にしないこと
スタディーツアーに参加する学生の皆さんは、途上国のことや社会課題のことなど何かしらに関心があったり、何か一つアクションを起こしたい、一歩踏み出したいと思って来てくれたのではないでしょうか。そんな志を持って集まった学生の皆さんがスタディーツアーに行ってそれっきり何の交流もないのはもったいないと思います。共に現地に行った仲間が何を感じ今後どう行動していくかを知ることで、ネクストアクションを模索していく上での何かヒントを得られるかもしれません。
スタディーツアー報告会の開催を通して参加者同士でコネクションを持ち続けるサポートをして行きたいですし、この報告会が一人一人が現地で得たことを整理して次に繋げる機会になればと思います。重ねてになりますが、Noteにてツアー参加者へのインタビューも掲載しておりますので、スタディーツアーに興味のある方はぜひご覧ください!